久しぶりに FreeNAS について

我が家の FreeNAS は実に安定しています。問題ありません。ヘビーなこともさせていませんが、設定したことはどれもきちんとやってくれています。 S.M.A.R.T が起動しない件を除けば。

FreeNAS って何? という質問もあるかもしれませんね。

FreeNAS (フリーナズ または フリーナス)は、 PC で NAS (ネットワークアタッチトストレージ)を構築することに特化した UNIX システム( FreeBSD ディストリビューション)である。 BSD ライセンス下で配布されている。 
Linux をベースとしたシステムへの移行が検討されたが、 iXsystems が支援を表明し、 8.x 系への移行と GUI のモジュール化、 PC-BSD の PBI を参考にしたモジュール技術の投入として、開発は継続されることとなった。 Linux ベースに FreeNAS の成果を移植した CoreNAS と呼ばれていたシステムは OpenMediaVault として、フォークし、従来の FreeNAS プロジェクトの主要開発者である Volker Theile 氏はこちらへ移行する。 また FreeNAS 0.7 系をベースで派生した NAS4Free  も開発が行われている。 

https://ja.wikipedia.org/wiki/FreeNAS

簡単にかくと、手持ちの PC を NAS にすることが出来る、そのための OS 。ってことでしょうか。

用意するもの

3分間なんチャラみたいですが、用意するのは通常の PC です。基本的には Windows が動いていたようなもので型落ちになったもので十分です。ただ、64ビットが必須になってますね。

システム要件 
400MB のストレージと 256MB の RAM (8.0.1 以降のバージョンでは 2GB のストレージが必要 )
i386 および AMD64 アーキテクチャ 9.3 より 64 ビット版のみ
ベースとなっている FreeBSD のサポートするハードウェア RAID カード、ネットワークカード (有線 /無線 ) が動作 
HDD,USB メモリ ,コンパクトフラッシュ ,CD-ROM+フロッピーディスクなどから起動し、利用することが可能

私は新しく PC を組みました。とはいうものの、手持ちのハードディスクを流用するなどしましたけど。ハードディスクは 2TB のものを 4 台 ( 後にリカバリー用にもう 2TB) 用意しました。 4 台のハードディスクで RAID5 を組んでいます。注意すべきはシステム用のストレージでして、 FreeNAS を入れておくのに 2GB 程度のストレージが必要ですが、パーティション分けをしたとしても残りの部分を使用できません。システムはシステム用に専用のストレージを用意しなければならなくなっています。この部分は強く USB メモリーを使うことをおすすめします。

RAID カードも結構幅広くサポートしているようですが、ソフトウェア RAID も本体に備わっていますので、 ( 私も利用していますが ) それを利用するのがいいかもしれません。

実際の使い勝手

システムへはブラウザを通してアクセスしますが、これがその画面です。新しい画面もあるのですが、シンプルな方を最近使っています。必要な設定をしてやれば、この画面を見るのは 1 ヶ月に 1 度程度。バージョンアップが来ているかどうかを確かめるぐらいです。

前回リスタートしてから ( 設置場所を変えたためリスタートが必要だった )52 日目ですが、全くもって安定しています。 SMB 方式の接続が主ですが、ファイルサーバーとしてマック君のデスクトップに溶け込んでくれています。


一度設定してしまえば、ディスプレイは必要ありませんが、設定のときにはあった方がいいと思います必須です。設定部分に関してはまた後ほど。

彼は決心した、というのはいい言葉だ。一語で、決心と解決という二つの意味を示している。

アラン「幸福論」

投稿者プロフィール

kaizawa
kaizawaブロガー
新潟県在住。1964年生まれ、東京オリンピックの年ですね。
突然燃え上がったり、鎮火したり興味の波が激しいので注意が必要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA