月別アーカイブ: 2020年12月

SDカードを“割った”

こういう間抜けなことをするのは、私だけでしょうか。多分私ぐらいでしょうね。

先ほど説明した、LCDケースにSDカードを入れたままケースを外したり、閉じようとしたりして力をかけました。どうなったかというと、アイキャッチ画像にもあるように、真っ二つになりました。ケースはSDカードを抜いて外したり閉じたりするように出来ています。SDカードを入れたままでは無理な力がかかるんですね。

内部で断線していたんだと思いますが、何度電源をON / OFFしても Raspberry Pi OS が立ち上がらないんですね。どうもおかしいと思いまして、SDカードを抜いたら、真っ二つです。

このカード、16GBなんですね。基本的なデーターのやりとりはNASを経由するので本体の容量は16GB程度で十分なんです。でも、ストックなくなりました。仕方ないので、32GBのSDカードを使います。

いやぁ、割れるとは思ってなかった。

LCDケースの覚え書き

今年の念頭に購入していたLCD付きの Raspberry Pi 用ケースについてすっかり忘れていたのと、ここ数日の Raspberry Pi セットアップシリーズに乗っかって、このLCDケースについても書いてみます。

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購入したのは Amazon 。正常に起動できるようになるまでのプロセスは前のエントリーと一緒です。正常に起動できるようになってから、 ssh で操作します。

$ sudo apt install git
$ git clone https://github.com/waveshare/LCD-show.git
$ cd LCD-show/
$ sudo ./LCD35-show

これで基本的なドライバーはインストール完了。自動的にリスタートします。

次にヘッドレス環境の場合、表示されることは表示されるのですが、エラーが出ます。これを回避します。

$ sudo nano /etc/rc.local
---------
# fbcp &

編集するのは /boot/rc.local というファイル。これの終わり頃にある fbcp & という行をコメントアウトします。これでエラーが出なくなります。当然、リスタートは必要ですね。

更に、これだけだと解像度が高すぎても字が細かく見ていられないので、解像度を下げます。コマンドは sudo raspi-config 。

これで解像度が低くなってログも見やすくなります。

基本的にヘッドレス運用しますので、こういうのはありがたいですね。これで2台「とりあえず」動くようにしました。あとは、 Raspberry Pi 4+ と Raspberry Pi zero W 。それぞれほったらかしになっているので、用途を見つけなきゃ。いじっていると楽しくなります。

Raspberry Pi セットアップ (2)

昨日は Raspberry Pi が立ち上がるところまでしました。最低限の設定ですね。ここからはお好みの世界です。昨日までは HDD をつなぐことを考えていましたが、どうせならつないだ HDD から立ち上げてみようと言うことに方向転換しました。今までの作業は無駄になりません。ちなみに接続したのは古い320 GB のハードディスク。実はここからSDカードなしで立ち上げる方法もやってみたのですが、うまくいきませんでした。なので、ブートローダーとしてSDカードも使います。

7.接続HDDのフォーマットなど

Linux では ext4 が標準です。無理矢理他のフォーマットにしても意味がないので、 HDD をつないで ext4 にフォーマットします。

$ sudo parted /dev/sda # /dev/sdaは変わる可能性あり
GNU Parted 3.2
Using /dev/sda
Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.
(parted) mklabel gpt                                                      
Warning: The existing disk label on /dev/sda will be destroyed and all data on this disk will be lost. Do you want to continue?
Yes/No? y                                                                 
(parted) mkpart primary ext4 0% 100%                                      
(parted) p                                                                
Model: I-O DATA HDPC-U (scsi)
Disk /dev/sda: 320GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt
Disk Flags: 

Number  Start   End    Size   File system  Name     Flags
 1      1049kB  320GB  320GB  ext4         primary

(parted) q                                                                
Information: You may need to update /etc/fstab.

パーティション作成ツールの応答も含めてコピペしました。 (parted) というのがプロンプトになります。この例では、 ext4 で全ての領域をフォーマットしました。「分割したい」という方、ググってください。

8.システムのコピー

前日作った環境をそっくり HDD にコピーします。ここでミスるとやり直しになります。慎重にいきましょう。まずは現在の状況を確認します。

$ sudo fdisk -l
(省略)
Disk /dev/mmcblk0: 14.9 GiB, 15931539456 bytes, 31116288 sectors
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x352a458b

Device         Boot  Start      End  Sectors  Size Id Type
/dev/mmcblk0p1        8192   532479   524288  256M  c W95 FAT32 (LBA)
/dev/mmcblk0p2      532480 31116287 30583808 14.6G 83 Linux


Disk /dev/sda: 298.1 GiB, 320072933376 bytes, 625142448 sectors
Disk model: HDPC-U          
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: gpt
Disk identifier: 14D08399-DC65-4293-9CCD-08C23DAFD12A

Device     Start       End   Sectors   Size Type
/dev/sda1   2048 625141759 625139712 298.1G Linux filesystem

fdisk というコマンドで現在の状況をダンプします。ここで、 /dev/sda が HDD 。 /dev/mmcblk0 がSDカードになります。その他にもいっぱいダンプされますが、省略。HDDを2台つなげたりしているマニアの方は、変わってきますのでよく確認してください。

いよいよコピーです。

$ sudo dd if=/dev/mmcblk0p2 of=/dev/sda1 bs=32M conv=noerror,sync status=progress

if インプットの i です。 of アウトプットの o です。これひっくり返したりすると大変なことになります ( 多分クラッシュする ) 。慎重に。SDカードからHDDへのコピーですね。最後の status=progress はなくてもいいと思いますが、進捗状況がわからないと不安になるのでつけます。時間がかかるので、コーヒーでもどうぞ。

続いて、ディスクのチェックとHDDの領域解放を行います。領域解放って適切な言葉が見つからないので勝手に作りましたが、SDカードからコピーしただけだと、残りの領域を使えないことになるんだそうで、それをHDD本来の容量まで使えるようにする。ということですね。

$ sudo e2fsck -f /dev/sda1
(略)
$ sudo resize2fs /dev/sda1

最初の e2fsck では、フリーブロックのカウントがおかしいよ。というメッセージが出る場合があります。私がやった場合は2回出ました。それぞれ「 y 」で進めてOKです。

9.ブートシステムを調整する

今までは準備。ここからが本番です。といっても操作は比較的簡単なんですが、間違えてしまうと後戻りできません。まずは、HDDの固有番号というか partuuid というのを調べます。

$ ls -l /dev/disk/by-partuuid/
lrwxrwxrwx 1 root root 15 12月 31 11:11 352a458b-01 -> ../../mmcblk0p1
lrwxrwxrwx 1 root root 15 12月 31 11:11 352a458b-02 -> ../../mmcblk0p2
lrwxrwxrwx 1 root root 10 12月 31 12:04 5bf1e314-89aa-40ec-944e-12b488a25d99 -> ../../sda1

私の結果をそのまんまコピったけど、並んでいる記号のような部分は違うので、自分の環境に応じて置き換えてくださいね。このままコピーしても UUID が違うので、間違いなく起動しません。

上の例でいくと「 5bf1e…. 」の部分が partuuid です。この部分メモしておきましょう。

次にHDDの中のファイルを読み書きするんですが、まだマウントされていないので、マウントします。 /mnt/ フォルダにマウントしますね。別にここじゃなければダメって訳ではありませんが、後々面倒なので、 /mnt/ フォルダでいきます。

$ sudo mount -t ext4 -o defaults /dev/sda1 /mnt

HDDの内容が、 /mnt/ 以下にマウントされます。で、先ほどSDカードからコピーしたファイルの中で、 /etc/fstab というファイルを編集したいんですが、HDDは /mnt/ にマウントされていますから fstab の場所は、 /mnt/etc/fstab になります。これを編集します。

$ sudo nano /mnt/etc/fstab
------
PARTUUID=352a458b-01  /boot           vfat    defaults          0       2
PARTUUID=5bf1e314-89aa-40ec-944e-12b488a25d99  /   ext4    defaults,noatime  0       1

上記は編集後です。ルート (/) がマウントする場所をSDカードからHDDに変更します。最初先ほどダンプした partuuid のリストで mmcblk0p2 がマウントされていたのが、ルート (/) になっているはずです。それを先ほどメモしたHDDの uuid に書き換えます。私何度もこの fstab ファイルを編集していますが、間違えると間違いなく塡まります。起動しなくなって泣きを見ることも多々ありました。特に今回はヘッドレスでやってますので、お手上げになりますね。

書き換えたらセーブします。くれぐれも間違いのないように。

 $ sudo nano /boot/cmdline.txt
------
console=serial0,115200 console=tty1 root=PARTUUID=5bf1e314-89aa-40ec-944e-12b488a25d99 rootfstype=ext4 elevator=deadline fsck.repair=yes rootw

最終段階です。今度はブートシステムのSDカード上のファイルを編集します。上記例の一番上。 cmdline.txt を編集します。ここの root= のところを書き換えます。例によって先ほどメモした uuid に書き換えます。これも間違えてしまうと起動しなくなりますので、慎重に。

ここまで出来たらOKです。再起動しましょう。うまくHDDから立ち上がれば万々歳ですね。ダメだったら … また1からやり直しましょう。上手くいったら下記のコマンドで確認します。

$ df -h
ファイルシス   サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/root        294G  1.6G  280G    1% /
devtmpfs         430M     0  430M    0% /dev
tmpfs            463M     0  463M    0% /dev/shm
tmpfs            463M   12M  451M    3% /run
tmpfs            5.0M  4.0K  5.0M    1% /run/lock
tmpfs            463M     0  463M    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p1   253M   48M  205M   19% /boot
tmpfs             93M     0   93M    0% /run/user/1000

一番上、 /dev/root サイズが 294 GBですね。成功です。320 GB のハードディスクを使ってますが、色々使って294 GB になってます。問題ありません。

10. NAS のマウント

セットアップの最後に NAS をマウントします。私はファイルのやりとりに NAS を使うことが多いです。そこで、自動的に NAS をマウントして使えるようにしたいのでですね。早速、手順を説明しますが、手順は2つ。まずマウントする場所を作ってやります。さっき、一時的に /mnt/ フォルダにマウントしましたが、今度は /mnt/ フォルダ以下にフォルダを作ってそこにマウントさせます。

$ sudo mkdir /mnt/nas
$ sudo chmod 777 /mnt/nas

次に、先ほども出てきた fstab を編集します。ただし、今度はすでにルート (/) にマウントされた状態ですので、アドレスは /etc/fstab になります。さっきとは違いますので、注意してください。

$ sudo nano /etc/fstab
------
//192.168.●.●/freenas/home /mnt/nas cifs username=●●,password=●●,iocharset=utf8,defaults 0 0

fstab に今度は「追記」します。最終行に上記例のコードを書き加えます。途中で改行を入れないで1行にして入力します。 /freenas/home というのは、私の環境に設置した NAS のフォルダなので、自分の環境に合わせてください。自宅だとパスワードなしで運用している人もいるかもしれませんね。その場合は password=, で OK です。さっきも書きましたが、 fstab の記述が間違っていると、起動時にエマージェンシーモードに入ってしまいます。これはヘッドレス環境では操作できないので、慎重に。

セーブしたら確認しましょう。

$ sudo mount -a

これでエラーが出なければよし。エラーが出てしまうようだと何かが間違っていますので、再度見直してください。

$ df -h
ファイルシス                サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/root                     294G  1.6G  280G    1% /
devtmpfs                      430M     0  430M    0% /dev
tmpfs                         463M     0  463M    0% /dev/shm
tmpfs                         463M   12M  451M    3% /run
tmpfs                         5.0M  4.0K  5.0M    1% /run/lock
tmpfs                         463M     0  463M    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p1                253M   48M  205M   19% /boot
//192.168.●.●/freenas/home   5.2T  2.2T  3.0T   43% /mnt/nas
tmpfs                          93M     0   93M    0% /run/user/1000

下から2行目に NAS がマウントされています。 OK ですね。

まとめにかえて

長々と書いてきました。ほとんどが、ネット上の受け売りです。自分の環境に合わせるために試行錯誤したところはあります。しかし、先人達には感謝しかありません。ハードディスクから起動できるようになりましたので、SDカードの寿命を気にすることはほぼなくなりました。HDDがクラッシュしたら泣きますけど。

ここまでで、本当の基本設定が終わりました。次は … なんに使おうかまだ決まってません。先のエントリーでも言っていましたが、分散処理システムには興味あります。情報があまりないので手詰まりなんですけどね。さて、もう一台もセットアップしようかな。

Raspberry Pi セットアップ (1)

昨日、 Raspberry Pi のことを書きました。せっかくなので、使ってなかったヤツをアップデートしようと思ったら、SDカードがいかれていました。しょうがないので、1からセットアップしようとしました。「しました」? ええ、しました。なんと途中で大きなミスをしてアクセスできなくなりました。もうね、もう一回やります。このブログでメモ取りながらやりますとも。

1.ダウンロード&SDカードへ書込み

ダウンロード先ちょっと見ないうちに変わりましたね。4B+用にいろんなディストロビューションが用意されています。

Operating system images – Raspberry Pi

Raspberry Pi OS というのを選択しますが、3種類ありますね。この中の Lite を選択しました。

SDカードへの書込みには balenaEtcher – Flash OS images to SD cards & USB drives を選びました。以前に比べて、エラーチェックを厳格にしているみたいで、一つ一つの動作が緩慢になりましたね。OSとの関係もあるのかもしれませんね。操作法に関しては省略。ググると出てきます。

2.ヘッドレスで操作するための一手間

今回、 Raspberry Pi をヘッドレスで設定しようとしています。ヘッドレスってのは、モニターをつながず他の PC から ssh で接続することを言いますが、標準では ssh が通りません。そこで一手間かけます。

先ほど書き込んだSDカードを再度マウントさせます。 boot というのがマウントされると思うので、内容のない「 ssh 」という名前のファイルを置きます。 macOS だと

$ touch /Volumes/boot/ssh

で OK ですね。最初の起動でこのファイルが読み込まれ、標準的な ssh が通るようになります。ここで出来たSDカードを Raspberry Pi にセットして電源を接続。起動するまで待ちましょう。以後は別のマシンのターミナルから操作します。

3.最初のログイン

私は、 Router にあらかじめ MAC アドレスに紐付く形で IP アドレスを割り当てておりまして、今回使う Raspberry Pi にはすでに決められたアドレスが割り当てられています。なので簡単なのですが、 IP アドレスが DHCP によって振り分けられている場合は IP アドレスがわからないので、探さなければなりませんね。スミマセンが省略です。

ssh の初期設定は、ユーザー名が「 pi 」、ログインパスワードが「 raspberry 」、ポートは 22 になっています。この情報を元に ssh 接続します。

4 .ユーザー名とパスワードの変更

なんぼなんでも初期設定のまま使い続けるのは、セキュリティ上まずいので、ユーザー名とパスワード、それと接続ポートを変更します。実は最初にやったときに、接続ポートの変更で設定ミスして ssh の接続ポートがわからなくなってしまいました。こうなるとお手上げです。ちゃんと確認しながらやりましょうね。

さて、そのままでは変更できないので、一時的なユーザーを作ってそいつでログインし、ユーザー名を変更します。この部分、ログイン・ログアウト、ユーザー名、パスワードが各々違ったりして紛らわしいので注意してください。

まずは一時的なユーザー (temp) を作ります。

$ sudo useradd -m temp
$ sudo gpasswd -a temp sudo
Adding user temp to group sudo
$ sudo passwd temp
New password:●●●●
Retype new password:●●●●
passwd: password updated successfully
$ exit

$ で始まる行が入力する行になります。1行目で「 temp 」ユーザーを作ります。2行目ではそのユーザーを sudo グループに入れます。これしないと、 temp ユーザーが sudo 出来ません。続いて temp ユーザーのパスワードを決めます。「●●●●」の部分がパスワードになりますが、エコーバックはありませんので、気をつけて入力してください。

次は今作った temp ユーザーでログインします。先ほどは pi ユーザーでした。今度は temp ユーザーです。パスワードも異なりますので注意です。

$ sudo usermod -l newuser pi
$ sudo usermod -d /home/newuser -m newuser
$ sudo groupmod -n newuser pi
$ exit

1行目で pi ユーザー名を新しいユーザー名に変えます。ここでは「 newuser 」としました。2行目はホームフォルダを変更し、3行目でグループを変えます。ここまでで temp ユーザーはお役御免になりますので、 exit します。

さて、新しいユーザー newuser でログインするんですが、この newuser 君のパスワードはまだ変わっていません。 newuser 君はもともと pi ユーザーの名前を変えたものですから、ユーザー名: newuser 、パスワード: raspberry です。この条件でログインします。

$ sudo userdel temp
$ sudo passwd newuser
New password:●●●●
Retype new password:●●●●
passwd: password updated successfully
$ sudo rm /etc/sudoers.d/010_pi-nopasswd
$ exit

1行目で先ほどお役御免になった temp ユーザーを削除します。2行目は newuser のパスワードを設定します。先ほどと同じように「●●●●」の部分が、パスワードでエコーバックはありません。もちろん、 temp ユーザーと newuser ユーザーで違うパスワードで全く問題ありません。最後にファイルを一つ削除しています。これは、 pi ユーザー(変更しました)がパスワードなしで作業できるようにするための設定で、残っていていいことはありませんので、削除します。

以上のユーザー名変更のセクションは、「[Raspbian]ユーザ名変更の個人的に「正しい」と思うやり方 | 純規の暇人趣味ブログ」を参考にって言うか、まるっきり一緒だったりします。言葉足らずの部分はリンク先を参照してください。

5.秘密鍵・公開鍵を設定

これ端折ります。先ほど作った newuser でログインしてそのホームに「 .ssh 」というフォルダを作り、そこに公開鍵をコピーします。この辺、たくさん解説しているサイトがあるので、ググってみてください。(長くなってきてるもんで … )

6.アップデート

これをまず最初にやるべきだという声がありそうですね(汗

$ sudo apt update
$ sudo apt -y upgrade
$ sudo apt -y dist-upgrade
$ sudo rpi-update
$ sudo reboot

上2行は定期的に行う通常のアップデートで、その下は何かあったときにやればいいやつです。特に4行目はファームウェアのアップデートで、これをやった後は必ずリスタートしなければなりません。

<小休止>

長くなってきたので、エントリーを分けます。後半では、 USB に接続した HDD のマウント。ネット越しの NAS マウント。などを行います。後半は明日。

Raspberry Pi の使い道

結構自虐的なエントリーなんですが、 Raspberry Pi ってあるじゃないですか。私の自宅にもたくさんあります。たくさんあります。複数台あるんですね。で、完全に使い道があるのは1台だけだったりするんです。う〜ん、あんまり制御系には興味ないし、言語習得とか言うジャンルには他の PC で OK です。なんに使おうか。。。

いやね、 Raspberry Pi って安いじゃないですか。つい買っちゃうんです。現在手元にあるのが、3 model B が2台、4 model B が1台、 zero W が1台。使い道がないのだけで4台あるんですね。ヤバいです。もったいないっす。何とかしなくちゃならんと思ってます。

試作用とか、制御系に使われることが多い Raspberry Pi ですが、小さな筐体でありながら、PCとして使うことが出来るのは素晴らしいです。唯一使っているのは zero W でして、小型液晶と組み合わせてサーバーに蓄積された画像を引っ張ってきて一定間隔で表示する、ミニサイネージとして使っています。このブログでも何度か出てきているので、検索してみてください。

使い道がないままではかわいそうなので、何とかしたいのです。 Raspberry Pi を使って samba の使い方を覚えましたし、 Linux の基本操作習得にも役立ってくれました。これまで、全く使ってこなかったわけではないのです。愛着もあるのでなおのことです。今考えているのは、複数台あるというのを生かして連携して何か出来ないかなぁと思っています。動画のエンコードなど、マシンパワーが必要なものなど使えないかなぁ。ググってみても、クラスターコンピューティングというのはもう古いのかなぁ。開発が止まっているものが多いみたい。

分散処理システムに利用できないか、引き続きリサーチしてみようと思います。

今日塡まったこと

小さなことですが、ちょっと塡まってしまいました。ことの顛末を書いてみたいと思います。

最初に、私の環境下で Toast Titanium19 が起動しないというトラブルがあるんですね。これ、解決してません。メーカーにログをおくったら、クリーンインストール(アプリ)を求められました。ところが、改善しません。何がおかしいのかさっぱりわからず、メーカーさんもだんまりです。 Toast Titanium は私のところではダメだという結論に達しまして、別のアプリを選択しました。

まぁ、そのアプリ「 Express Burn 」というんですが、機能的には満足してます。ただし Toast Titanium にあって、 Express Burn にない機能があるんですね。それが、データを複数のディスクに分割して書き込む機能です。 Express Burn はディスク容量以上のファイルは書き込めません。と素直にエラーが出ます。実は、結構大きなファイルを月ごとに Blu-ray でバックアップをしていました。10月ぐらいまでは Toast Titanium も立ち上がってくれていたので使ってたのですが、 macOS のバージョンアップがあって以降ダメになりました。なので、11月分から Blu-ray でのバックアップが出来ていません。

それならばと、次のように考えました。

  • 対象ファイルを tar でまとめる。 
  • split で Blu-ray のサイズに分割する
  • それぞれを Express Burn で Blu-ray に焼き付ける

手間はかかりますが、スクリプトを組めば時間がかかってもできあがるはずです。スクリプトを組む前に、手動でやってみます。で、ここで塡まりました。

split コマンドで、エラーが出ます。使ったのは次のようなコマンド。

$ split -b 20G -d <入力tarファイル> <出力ファイル>

これで、 illegal byte count というエラーが出ます。バイトカウント?  man コマンドで調べてみると。まず G の指定が出来ない!  K/M しか指定できないんですよ。今どき、 DVD の容量でも分割できないのか! とちょっといらつきながら、 M で指定してみます。

$ split -b 20000MB -d <入力tarファイル> <出力ファイル>

同じエラーが出ます。アレ? もう一度 man コマンドを見てみると、ズバリそれとは書いていませんが、 The maximum line length for matching patterns is 65536. という文言があります。そして、この split コマンド、 2005 年のクレジットがついているんです。待て待て、 2005 年だと DVD をバックアップ用に使うことはなかったかもしれない。 GB の分割なんて出来ないのか??

どうも出来ないっぽいですね。仕方ないので、 GNU ライブラリを探してみます。私の iMac には HOMEBREW がインストールされていますので、これを使って GNU split を探してみます。見つかるのは、 coreutils というユーティリティの集合体で、この中に GNU 版の split である gsplit がありました。

最初のコマンド入力も問題なく、分割できました。 macOS に含まれているコマンドで、 2005 年のクレジットが出てくるとは思っていませんでした。 GNU コマンドは最新のものになっていますので、 G 指定も問題なしです。出来れば、最初からこのレベルのコマンドを入れておいて欲しかったなぁ。

LIFEBOOK 購入

夜中にネットをうろうろしていると、昼間とは違う感覚になります。少なくとも私はなります。中古の富士通ノートブック(それもかなり古いヤツ)を安かったからという理由で購入してしまいました。別に取り立てて必要性はないのですが。。。

購入して、 Windows10 が入っていたのですが、そのまま使うのはなんか違う気がして別の OS を入れることにしました。一応、 Intel の i5 が搭載されているので、大抵の OS はインストールできます。まぁ Linux を入れることにしているのですが、最初に候補に挙がったのは、以前にも使ったことのある openSUSE Tumbleweed 。いやね、なんで普通に使うことが出来る通常リリース版ではなく、ローリングアップデート版を選んだかというと、単純に面白そうだったから。以前は macOS 上で Parallels を介して使っていました。なかなかいじりがいがある OS なので、 LIFEBOOK にもインストールしてみたのですが、なぜか起動しない。古い機種なんで UEFI は使えず、 BIOS 設定です。そして、 BIOS の設定はいいはずなのに、読みに行ってくれない。

実は、 2 週間以上悩みました。 CD ドライブからお試し環境を立ち上げて、そこからドライブを指定して立ち上げてやると起動します。しかし、リスタートしたりする必要がある場合はダメです。また CD からやり直しです。何がおかしいのかわからず、何度かクリーンインストールしてみたのですが、どうにもダメ。最終的にはギブアップしました。 openSUSE は断念です。

じゃ、次に候補に挙がったのは、 Linux mint の流れを汲む FerenOS というディストリビューション。全く知りませんでした。私は KDE が好きなので、 KDE を採用しているもので、面白そうなものを探していたのです。 FerenOS は以前は別の Cinnamon というデスクトップを採用していたそうですが、現在では KDE を使っているそうです。 Cinnamon も軽くていいんですけどね。

実はここでも手こずります。 openSUSE をインストールした SSD (システムが HDD というのはもう遅くていやなので、購入してすぐに手持ちの SSD に置換してあります)に上書きインストールしようとするのですが、いわゆるクリーンインストールのオプションが見当たりません。上書きインストールすると、 OS が立ち上がらないという同じ症状が出ます。このあたりで、鈍い私も起動プロセスがおかしいのだと言うことに気がつきます。クリーンインストールをソフト上で選択できないなら、ということで SSD を LIFEBOOK から外して、 macOS 上で FAT フォーマットしてやりました。これで以前の OS の痕跡はなくなったはずです。

まぁこれが bingo でした。今度はインストールも無事終わり、リスタートしてもきちんと立ち上がってくれます。たちがあってくれればコッチのもの。もともと mint の流れをくむと言うことは、 Ubuntu とも親戚関係ですので、 mint や Ubuntu の情報が役に立ちます。 SSH/VNC の設定をして、 macOS 上からもコントロール可能な状態にしました。少し離れたところに鎮座しています。

OS をいじってインストールするところまでで終わってしまっていまして、具体的に何に使うかは決まっていないというひじょーに微妙な立ち位置のマシンなのですが、これから使って行くつもりです。

TrueNAS CORE という選択肢

これまで、このブログでは FreeNAS というソフトのバージョンを追いかけてきました。ブログを更新しなくなってこの FreeNAS も様変わりしました。ちょっと経緯を書いてみます。

FreeNAS というのは、「 iXsystems, Inc. 」という会社が公開している NAS を作る為の OS です。正確には OS という言い方は違うのですけど、それは後ほど述べます。で、今年に入って、 FreeNAS はこれ以上バージョンアップしない。今後は TrueNAS に開発を一本化する。とアナウンスされました。 TrueNAS というのは、先に出た iXsystems が法人向けに FreeNAS を売っていくための OS です。

何でも、法人向けに営業に行くと、 FreeNAS の Free という言葉が法人には受けが悪かったのだそうです。 Free っていろんな意味がありますからね。わからないではないです。そこで、 FreeNAS は見限って、 TrueNAS という名前でやっていくとそういうことでした(かなりはしょったので、ちょっと細かいところは違うんですけどね)。

iXsystems さんは、これまで、 FreeNAS を無償で公開していました。私もそれを利用させてもらっていたんですが、 TrueNAS になって法人向けのソリューションになったことで、フリーなソリューションがなくなってしまうのかというと、ちゃんと残してくれました。それが、 TrueNAS CORE です。 TrueNAS CORE+ 専用ハード+サポートが TrueNAS と言うことになるのかしら。バージョンアップのタイミングが違うので、これも厳密には違うんですね。

さて、先ほど OS とは違うと書きました。インストールすると、 Web ブラウザ経由で細かい設定をします。この辺、最近の NAS と同じですね。 TrueNAS CORE の場合は、通常の PC にインストールして使います。ちょっと古くなった WindowsPC にハードディスク追加して、それを NAS 化出来るんですね。

実は、 FreeNAS も TrueNAS もベースになっているのは、 FreeBSD という UNIX/Linux です。そこに様々なソフトを付け加えて、 NAS 専用の高機能ソフトに仕上げてるんですね。 iXsystems は専用ハードも作っています。これが、かっこよくて欲しいのですが、日本には販路がありません。あっても売れないだろうな。マニアックすぎると思いますから。

そんなこんなで、 FreeNAS から TrueNAS CORE に変わりました。バージョンアップのタイミングですね。私もこれまで FreeNAS で運用していたシステムを TrueNAS に切り替えました。サクッと切り替えてしまったので、その手順なんかは忘れてしまいましたが、簡単でした。 FreeNAS もバージョンアップしなければ、使えます。使えますが、バージョンアップがありませんから、やっぱり TrueNAS CORE に切り替えた方がいいと思います。

NAS というと、もっと簡単なものがたくさん出ていますから、わざわざいろんな手順を踏まなければならない TrueNAS に切り替えましょうとは言えません。物好きな人は一緒に切り替えて楽しみましょう。

空白の六ヶ月

最後に更新したのが、6月30日と言うことになっていますので、実に6カ月間も更新していなかったことになります。ブログと呼ぶにはちょっとね。

この間、別のことに熱中していてブログ更新どころじゃなかったのですね。そして、この間に推測でしか書くことが出来なかった Apple Silicon 搭載 Mac が実機として登場しました。そしてその性能は考えられていた以上のものになって、 Mac のシェアが上がるという、おそらく想像していた人は少ないだろう事態になっているんですね。

で、私はというと、まだ Apple Silicon 搭載 Mac は購入していません。 iMac が Apple Silicon を搭載したら、購入するつもりです。話半分ですが、噂として今よりコア数が増えたものが搭載されると言うことですね。ホントだったら嬉しい。

じゃ、何も購入してなかったかというと、実機は届いていませんが、 AirPods Max を購入してしまいました。今年登場した数々のプロダクトの中で、一番叩かれているのがこいつかもしれません。 HomePod は持っていてその音には満足しています。ただ、夜になると階下(両親が階下でねている)を気にして HomePod で音楽を鳴らすのは遠慮しています。 iMac の内蔵スピーカーもそれなりの音を鳴らしてくれますが、やっぱりパワー不足。ヘッドフォンをつけることが多くなるのですが、手持ちのヘッドフォンはちょっと音が悪い。噂段階から、 Apple のヘッドフォンが出るなら欲しいと思っていたのです。

AirPods Max が発売されたことで、飛びついた。。。訳ではないのです。あの価格。ヘッドフォンに6万。消費税を入れれば、7万弱。おいそれとはいかないですよね。数日迷いました。結果として、分割払いでの購入と言うことになりました。12回払い。そして、なんと納期は3月だそうです。散々言われていた割には、注文が殺到したのか。 Apple 側がそれほど売れないと踏んでいたのか。その辺はわかりませんが、発売から数日注文が遅かっただけで、12月中旬の発売品が、3月納期になる。う〜ん、なんだかんだ言って売れてるんでしょうね。ちなみに昨日メールが来てちょっとだけ納期が短くなって2月だそうです。

iMac もそれほど遅い発売ではないと思います。来年中には出るでしょう。それも結構早いうちのような気がします。 Apple Silicon の性能はかなりのものですし、 macOS に搭載されたトランスレータも性能いいみたいです。

と、そんなわけで、更新再開します。