何事もなければ 2024 年 4 月 25 日に Ubuntu24.04 がリリースされるはずです。今回は直前になって脆弱性が見つかるなどして、バタバタしているようですが、どうなるんでしょうね。
我が家の Ubuntu 事情
うちには機能を限定して単機能にしたサーバーが何台か動いています。そのうち Ubuntu22.04.4 が 4 台。 Ubuntu23.10 が 1 台稼働しています。今度の Ubuntu24.04 は LTS になりますので、バージョンアップして使うのが一般的かなと思っているのですが、先に書いたとおり今回のリリースはかなりバタバタしているようです。すぐに適用させるのはあまり得策ではないように思います。
23.10 を動かしているのはかなり実験的な意味合いが強いので、バージョンアップ可能になったらすぐに適用させると思います。問題は他の 4 台。それぞれ、バックアップであったり、動画の再エンコードであったり一定の職務を担っているので、これらにトラブルが起きるのは本意ではありません。 22.04 の標準サポートは 2027 年 4 月まであと 3 年あります。この間に決めればいいわけですね。
個人的な興味
サーバーとして運用しているので、 GNOME (デスクトップ環境)の違いなどは無視していいので、もっぱらサポートの方が重要です。バージョンアップが普通に行えるようになるのは、リビジョンナンバーが付与されてからになります。つまり 24.04.1 からですね。
冷静に考えれば、トラブルシューティングに時間がかかっていたバージョンを、使えるからといってすぐに適用させるのは、あまり適切であるとは言えないと思います。しかし、私は根っからの新しい物好きなんですよね。新しいものがリリースされたらすぐに使ってみたくなる。今 23.10 が稼働しているマシンで 24.04 を動かしてみてそれがうまくいくようなら、他の 4 台もそれぞれバージョンアップしてしまう気がします。いや、するでしょうね。
それにしてもリリースまで持ってくるコミュニティはスゴい
技術評論社さんのブログによると、
現状では 23.10 からアップグレードできない、 22.04 LTS からも安定的にはアップグレードできない
Ubuntu 24.04 LTS ( noble )の開発 / リリースまで一週間、“ Volla Tablet ”のクラウドファンディング | gihyo.jp
ということだそうで、かなり冷や汗ものですよね。しかし、それでもここまで持ってきてしまうコミュニティの技術力たるや、やっぱりスゴいとしか言い様がありません。なんだかんだ言いながらも、リリース日にはアナウンスが入るんでしょうね。大したものです。
私は技術畑からは遠いところにいて、リリースに関係することはできませんが、問題が起きたときにレポートするという貢献はできると思いますし、今までもそうしてきました。さて、今回のリリースではどうなんでしょう。楽しみです。
アイキャッチは「 Mantic Minotaur 23.10 Wallpaper Competition – Desktop – Ubuntu Community Hub 」からです
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