openSUSE の RAID5 を容量 UP する

4 台のハードディスクを使って作った RAID5 アレイにまた 1 台のハードディスクを追加して、容量アップを計ることにした。

ハードディスクを追加

4 台のハードディスクで作った RAID5 アレイは、 2TBx4 で構成されて 6TB の容量のアレイになっている。そこにもう 1 台追加して 8TB のアレイにしようというわけ。ハードの追加は簡単。ソフト的な追加も ( 時間はかかるけれど ) 簡単だった。

md0 アレイに /dev/sda1 を追加する場合、

# mdadm --add /dev/md0 /dev/sda1

更に、

# mdadm --grow /dev/md0 --raid=disk=5

最後の「 5 」は 4 台のレイドに 1 台追加したので、 4 + 1 で 5 になる。ここでアレイの再構築が行われる。私の場合一晩かかった。これはアレイの容量によって変わるので、注意。ちなみに再構築中もアレイは使えるが、不安定になる可能性がある。進行状況は、

$ cat /proc/mdstat

で見ることができる。

容量の拡張

これだけで終われば良かったのだけど、もう一手間必要になる。 mdstat が終了した後、

# mdadm --grow /dev/md0 -z max

これで md0 は最大容量まで拡張された。ただ、システムはまだそのことを知らないので、

# resize2fs /dev/md0

少しの間変更の時間がかかる( 30 秒ぐらい)けど、これでファイルシステムも最大容量まで増えることになる。あとは df コマンドなどで容量アップを確認すれば完了。

投稿者プロフィール

kaizawa
kaizawaブロガー
新潟県在住。1964年生まれ、東京オリンピックの年ですね。
突然燃え上がったり、鎮火したり興味の波が激しいので注意が必要です。

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