全くもってバカなことをしてしまったのですが、 /usr/lib/systemd/system/ フォルダを削除してしまいました。当然のようにシステムが立ち上がらなくなってしまいました。
言い訳 削除した理由
今から思うとなんてことをしたんだ。と思うわけですが、言い訳として1つめはアルコールが入っていたと言うことがあります。それも結構たくさん。だからどうした。ですよね。
もうひとつは Update をしたときのメッセージでした。前後を覚えていないのですが、「古い /usr/lib/systemd/system/ を削除できませんでした。フォルダが空ではありません」というようなメッセージが出ていたわけです。削除できなかったんだったら、おいらが削除してやろう。これです。
起動プロセスが止まる
重要なファイルがたくさん入っていたフォルダですから挙動がおかしくなります。再起動してやろうとしたのですが、再起動しません。ログを見てみると、エラーが大量に出ています。ここでさっき削除したフォルダが重要なものだと言うことがようやくわかります。
電源スイッチを操作してシャットダウンさせようとしてもダメ。電源を抜いて初めて電源が切れます。荒っぽいことしたもんです。再起動させて見ると、エラーで止まります。何度やってもダメです。冷や汗が流れます。
アルコールの影響はまだ残っているようで、冷静な判断ができません。電源を切って(コンセントを抜いて)一晩おいておくことにしました。
システム SSD を取り出す
このトラブルが起きたのは、このブログでも以前書きましたが、 MacPro2006 です。このマシン、 EFI が 32 ビットでプロセッサの動作は 64 ビットという変態マシンです。その為、通常の方法では 64 ビット OS ( Ubuntu )をインストールできません。無理矢理インストールしている訳ですが、こういったトラブルの時に面倒なことになります。
USB ドライブに ISO ファイルをインストールして USB ドライブから起動する。という常套手段が使えません。 USB ドライブを起動時に認識しません。
じゃ、どうするかというと、別の Ubuntu マシンに MacPro2006 のシステム SSD を外付けとしてマウントして、失ったファイルをコピーしてやる。これしかないと考えました。幸いなことに、 MacPro2006 のハードはこういったときにメンテしやすくなっています。 EFI が 32 ビットというのはブートプロセスのことですから、通常のファイルは問題ないはずです。
コピーは問題なくできました。さぁ、うまく起動するでしょうか。
挙動がおかしい
結論から言うと、どうもうまくいかないのです。起動させる方法は見つけました。 /etc/fstab ファイルに書かれているルート以外のハードディスクを起動時にマウントしないようにコメントアウトしてやると、無事起動します。そして、起動後に再び /etc/fstab を開いてハードデスクのコメントを削除した上で、手動でマウントさせると問題なくハードディスクを認識します。
コメントアウトしないで再起動させると、 100 %ルートのエマージェンシーモードに入ります。そこでコメントアウトして再起動。起動後に手動でマウント。この方法で立ち上がります。しかし、面倒くさい。何が原因なんでしょう?
不具合の原因追及
これはこれからです。今日のところはここまで。
教訓:システムファイルは削除してはいけない
疲れました。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- Tech2024年11月28日ChromeOS flex を古いノートにインストール
- Linux2024年11月16日Ubuntu で外付け SSD の容量が違って見える
- Linux2024年11月13日Windows インストールできず。 Ubuntu に変更
- Windows2024年11月8日Windows11 起動せず