ようやく安定的に購入できるようになってきた Raspberry Pi zero 2 w を使ってみました。
USB から起動
以前はいろいろと手順が必要だった USB ドライブからの起動も、問題なくできるようになっていると聞いたので、実際にやってみる。外付け SSD を選択して、 Raspberry PiOS をインストール。それを Raspberry Pi zero 2 w に接続して SD カードは挿入せずに起動させてみるとあっさり起動してくれた。
本当に何も気をつけることはなかったので拍子抜けしてしまうほど。不安定な SD カードと違って SSD なら問題なし。
発熱
ところが、しばらく比較的高負荷な作業をさせてみたところ、サーマルスロットリングと思われる症状が現れる。さわってみると熱い。 zero2 wには放熱を促すものはつけていなかった。メモリーチップもかなり熱くなる。性能が向上しているだけに、発熱も大きいのは致し方ないのかもしれない。
実は、その後原因不明の動作不良が続発している。発熱だけが原因とは言えないと思うが、動作が途中で止まってしまうトラブル。こちらは原因を追及しているが、まずは放熱を促してみようと思う。本体から電源を SSD に供給しているので電力不足の可能性もあるのでそこら辺も検証したい。
パワー的には Raspberry Pi3 と同等程度
サイズが小さく、 Raspberry Pi3 と同等程度の CPU パワーということで注目していたが、ほぼほぼその通りの実力。発熱が大きいのは仕方ないが、その点を考慮すれば大変に使い勝手のいいボードだと思う。
Raspberry Pi Imager.app を使えば、 ssh を使ったヘッドレス運用も一発でできるようになるので、素晴らしい。発売が予告された Raspberry Pi5 も発熱は高くなり、性能は上がる。熱に対するアクションは絶対必要になる上、消費電力も大きくなる。 Raspberry Pi5 は 5A 必要との情報があり、結構ハードルが高くなりそう。
今回は SSD を使ってみたが、耐久性を考えなければ SD カードでより小さな運用ができる。用途を考えながら、使って行きたい。
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