昨日、できないと言っておきながら、色々調べたらハードウェアの追加なしでTPM(Trusted Platform Module)で引っかかっていたWindows11のインストール仕様を満たすことができました。
Intel PTT(Platform Trust Technology)
いや、複雑ですよ。
インテルPTTは、インテルME/CSME/TXEに統合されたハードウェアTPM 2.0の実装で、クレデンシャルの保存と鍵の管理を行います。インテルPTTとWindows BitLockerによるドライブ暗号化を有効にすると、ファームウェアTPMキーがインテルMEのデータ領域に保存されます。リカバリーキーを紛失した場合やBIOS ROMチップを交換した場合、システムはOSに起動せず、データは暗号化されたままで復元できないことにご注意ください。
説明聞いてもよく分からないんですが、要するにハードウェアではなく、IntelのCPUでエミュレートしたTPMってことなんでしょうかね。
ただし、CPU/マザーボードの組み合わせではできないこともある。いやね、こういうの嫌いです。はっきりしてほしい。
私のケース
私の場合、次のような感じになります。
- CPU core i5 8400
- マザーボード GIGABYTE Z390UD
周辺機器Menuの上から6番目にIntel Platform Trust Technology(PTT)の文字があります。私はデフォルトで変えていませんでしたから「無効」になっていました。
これを「有効」に変えて保存して終了します。私は起動時にビープ音が鳴る設定にしているのですが、ビープ音が2回なりました。リスタート後最初は設定を変更しているためか通常の2倍以上の時間がかかったと思います。その後は通常と同じかな。
技術的にはたいしたことではないかもしれませんが…
こういう情報検索しても少ないんですよね。同じように検索するとこんな情報もヒットします。
CPU(i5-9600K)使用。biosの(Intel Platform Trust Technology(PTT))設定を Enable にした瞬間、何の音だろうか鈍い小さな「ポン」という音とともに電源が切れ、それきりとなった。
CMOSクリア、ボタン電池を外していろいろやったが、電源自体が入らない。完全死亡状態。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07HS59X7P/
これ見てから自分の機種でやってみるのは勇気が必要でしたね。ちなみに私と同じGIGABYTE Z390UDです。CPUの世代が違うけどそれは多分あんまり関係ない。BIOSの設定変えたことでマザーボードが死んでしまったのではなく、なんか他の原因があったように思うのですが、わかりませんね。
技術的にはたいしたことないことではないのですが、上手くいった情報も上げておかないとね。引用したのはアマゾンのレビュー欄。「z390ud intel ptt」で検索するとトップ近くに表示されます。
自作PCでもOKですね
試しに仕事場で使っているi3搭載のノートパソコンでもIntelさんのWindows11使えるかな? テストをしてみたんですが、あっさりOKでました。私が知らなかっただけで、TPMって標準的だったのかもしれませんね。
ちなみに、私のマザーボード(GIGABYTE Z390UD)にはTPMスロットがあります。ハードウェアTPMボード(ボードと言ってもコインサイズ)を取り付けられます。最初そっちの情報がヒットしたので、値段を検索したら2万8千円!! 完全にぼったくり価格のものしかありませんでした。おまけに純正ではない。輸入物(バッタもん)でしたね、こんな物にお金を払うんなら、作り直した方がましです。
GIGABYTEの純正品は品切れしていて入荷未定です。バッタもんには手を出さないようにしましょうね。
私の自作PCでもOKになったので、PCを新しくするとか作り替えると言うことはなしになりました。Ryzenも興味があるので作るならそっちだな。作らんけど…
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