TPM( トラステッド・プラットフォーム・モジュール ) が私の自作 PC には存在しないようで、 Windows11 にはアップデートできないことがわかりました。
TPM って何?
調べてみるとですね。
TPM(Trusted Platform Module) は、デバイス上で様々なセキュリティ機能を提供するためのモジュールだ。
暗号化用アルゴリズムエンジン、ハッシュエンジン、鍵生成器、乱数生成器、不揮発性メモリ ( 鍵などを保管 ) などを備えたモジュールで、 TPM 内への暗号キーの作成や使用制限をするために利用される。
【特集】 Windows 11 で必須になった「 TPM 2.0 」って何? TPM の役割や確認方法を紹介 - PC Watch
ああ、 Apple で言うところの T2 チップですね。これ、搭載されているマシン多くはないんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょう。
きっと問題になりそう …
「 PC 正常性チェック」ツールを使ってみて、あなたの PC は Windows 11 にアップグレード可能でしたか?
— 窓の杜 (@madonomori) June 25, 2021
また、 Windows 11 への感想やご意見があればこのツイートに返信してお聞かせください。
窓の杜のアンケートですが、 2021 年 6 月 27 日 18:16 現在 56 %の人がアップグレード不能と答えています。このパーセントは少ないとは言えないでしょう。セキュリティ的に問題が出てくるのがいやなので、アップグレードしようと思っていたのですが、ダメだってことですね。 Windows10(21H1) の保守期限が 2022 年 12 月 13 日までとなっています。まぁそれまでは使い続けてもいいわけですね。来年の 12 月か、それまでに作り直すことになるのかな ( 私は市販の PC を買おうとは思いません。自作ですね ) 。
Windows7 の時もそうでしたが、来年のサポート期限間際にはかなり大きな問題になりそうな気がします。私は個人で使っているので、まぁ使えなくなったら macOS なり Linux なりに乗り換えればいいわけですが、企業さんはそうもいかないでしょ。 Windows パソコンが事実上のスタンダードですから、約半分の人がアップグレード不能というのは問題です。 TPM がらみでアップグレード不能の人からクレームが来るのは間違いないと思いますが、それが 50 %を上回っていたら Microsoft さんどうするでしょうね。
メーカーにとっては神風になるのか?
アップグレード不能と判定されたら、買い換えるという選択肢ぐらいしか残ってないわけです。いや、企業にしてみれば Windows が使えなくなるってのはとっても困るから、買い換えるってことになるんじゃないかと思うんですけど。問題は TPM なんて今まであんまり注目されてこなかった機能ですよね。企業さんに導入されているのは安価なシステムが多いと思うんですよ。特に中小はね。そんなシステムに TPM に対応している PC が多いとは私には思えない。買い換えですね。
じゃ、供給しているパソコンメーカーにとっては神風になるのか? これね、功罪相半ばするじゃないかと思います。新規の購入が増えるのは当然メリット。でも、サポート大変ですよ。営業さんも大変だろうと思うんですわ。 TPM って私もよく知りませんが、セキュリティチップですよね。それが必要だ。って説明企業の決裁権持つ人に説明しなきゃならんわけでしょ。そのコストは大変ですよ。
切羽詰まってないからのんびりしてます
私自身は、あんまり危機感感じてません。どうしても Windows じゃなければならない soft は最近 macOS にも代替 soft が出てきてます。導入コスト ( 知識も含む ) が Windows の方が安かったから使っているというだけですね。
実は一番使っているのはネットゲームだったりします。で、ネットゲームを動かしているのは Google Chrome だったりするんですね。 Chrome だったら macOS でも Linux でもいい。動くんですよ。むしろネット回線の速度に依存する。切羽詰まってないからこんなのんびりしてるんですよね。さて、 Microsoft さんどう出るでしょうね。
追記:インストールできるみたいです (^0^;)
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