i7 搭載の TrueNAS サーバーが DEGRADED ERROR を吐き出していました。 4 台のハードディスクの内、 1 台にエラーが発生したというものです。全て新品で揃えたので、そんなに早くエラーが出るのは解せないのですが、ハードディスクの交換を行いました。
ハードディスクに読み出しエラー
RAIDz1 で組んでいるので、 1 台のハードディスクが故障してもデータは保証されます。今回は 1 台のみのエラーでしたので、内部データは問題ありません。その点は安心しました。
TrueNAS サーバーがエラーを報告したのは 12 月 7 日です。今日は 11 日ですので、 4 〜 5 日放置したことになります。この間もデーターは積み重なっていたんですが、私が気がついたのが、昨日 (12 月 10 日 ) です。この手のエラーが出たのははじめてでしたので、どうしようか迷ったのですがハードディスクの交換をすることにしました。
スクリーンショットを取り忘れてしまったのですが、読み出しでエラーが出ていたようです。 30 という数値が何を意味するのかよく分かっていないのですが、 30 セクタなのかな? なんにしてもおかしな数値が出ていました。
緊急交換作業
物理的に交換するのはさほど難しいことではなかったのですが、 4 台あるハードディスクのどれがおかしいのかわかりません。エラーが出ていた画面にハードディスクのシリアルナンバーが表示されているので、それをメモして 1 台ずつ確認していきました。
気になったのは 4 台のハードディスクの内、一番下に位置しているハードディスクが問題のハードディスクでした。そしてこのハードディスクには、ファンの風が唯一直接当たっていないヤツなんですね。ファンの位置を調整したんですが、風は直接当たりません。それが原因というわけでもないと思いますが、なんにしてもちょっと気になった点でした。
物理的に交換して、 TrueNAS サーバーを起動。 Pool のステータス画面を見ると、エラーになっていたハードディスクがやけに長い名前になっています。一番右側にある三点リーダーからリプレースを選択します。選択後、どれとリプレースするのかの選択肢が現れるので、物理的に交換したハードディスクを選択します。これで交換作業は終了。あとは TrueNAS サーバーがリプレース作業をしてくれます。
リプレース作業の進捗はパーセントと時間で表示されます。現在 10.96 %であと 2 時間 48 分かかるよ。と表示されています。
結構時間がかかりますが致し方ないところですね。もちろんデータがたくさんあれば相応の時間がかかります。今回は 700GB ほどデータを入れた状態でした。
作業終了
まだリプレース作業は終わっていませんが、作業と処理は終了しました。ハードディスクがどの程度おかしいのかはっきり言ってまだわかりません。フォーマットして使える程度なのか、やはりダメなのか。その辺の調査はしていません。
3.5inch のハードディスクケースの手持ちがないので、調べるのは少し先になるかと思います。
4 つ積み重ねた一番下である事。ファンの風が直接当たっていなかったこと。ハード的にはこの辺が気になるところです。内部のスペースがないという関係でスペアをおいていないのですが、 TrueNAS サーバーはスペア ( 異常がでたときに自動的にスペアにチェンジしてくれる ) を持てるので、内部を整理してもう一台置けるように考えてみます。
さすが TrueNAS 交換作業は簡単でした。エラーを見たときには驚きましたが、作業そのものは簡単でした。緊急交換作業はドキッとするのでやめてもらいたい。
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