やはり、解決策はあるんですね。ググってみたらしっかり解決策が出ていました。さっそく実行したところうまく縦書きが実現できました。素晴らしい。でも、最初から対応して欲しかったな。
ePubに追加のCSSを書き込む
ePubって圧縮ファイルだったんですね。それすら知りませんでした。改めて勉強してみようと思います。それはそうと、まずePubを解凍します。ePub自体はzipファイルだそうですので、拡張子を変更するか「このアプリケーションで開く…」からzipファイルを解凍可能なアプリケーションを指定してやればOKです。

The Unarchiver.appが適当でしょうか。指定して解凍します。解凍すると、ePubの中身が出てきます。その中で、OPSというフォルダがあります。更にその中に、cssと言うフォルダがあり、book.cssというファイルが収められています。
このbook.cssに追加のCSSを書き込みます。書き込むソフトはテキストファイルを扱うことができるものであればなんでもOKです。
書き込む内容は極単純なもので、次のようなものです。私は先頭に書き込みました。
body {
-webkit-writing-mode: vertical-rl;
}

書き込んだら、後はzipで圧縮して拡張子を.epubに変更すればOKです。
ドキドキしながらKindleパーソナル・ドキュメントサービスに登録
Kindleパーソナル・ドキュメントサービスへePubファイルを送付してしばし待ちます。Kindleのマイライブラリに転送したePubが表示されたら開いてみます。

やあ、うまくいきました。後は自動化できれば最高ですね。できそうなのでやってみます。
簡単ですが、縦書きの文書が転送できました。手間がかかるので、自動化したいと思います。
2022/10/23追記
自動化完了しました。Drag&Dropアプリケーションにしてみました。何のことはないシェルスクリプトをAutometerアプリでラッピングしただけです。恥ずかしくて公開できる代物ではありませんが、欲しい人がいたら差し上げます。
ファイル名の末尾に「_(アンダーバー)」がついていますので、削除してから使ってください。なんでそうしたか忘れましたが、unzipコマンドを使わずにThe Unarchiver.appをコールしています。インストールしていないとエラーになりますので、インストールしてください。ファイル構造を決め打ちで作っていますので、この先Pagesがバージョンアップしたりしたら変わる可能性があります。現在のPagesで作ったePubファイルをDrag&Dropすると中身を書き換えてくれます。元ファイルは削除されますので、元ファイルが必要なら保管してから使ってください。
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