Pages という macOS のアプリケーションがありまして、こいつ少し前から縦書きの文書を扱うことができるようになりました。そして、私知らなかったのですが ePub で書き出すこともできるんですね。いやぁ素晴らしい。
日本語はいい感じかな
Pages 上で、縦書きの文書を作成して ePub で出力。ダブルクリックすると macOS のアプリケーションである Books が立ち上がり綺麗に縦書き文書が表示されます。縦のウィンドウサイズを変更するとそれにつれてテキストが伸び縮みします。フロータイプというらしいですが、これはうまくできています。禁則についてはちょっといただけない部分があるんですが、まぁ許しましょう。

困ったのは半角の取り扱い。なんか美しくない。縦書きの半角って取り扱い難しいんです。行頭の字下げの設定方法もよく分かりません。これは私の脳みそがついて行ってないだけですけどね。
何を書くかについては内緒です。ただしたいしたことを書こうと思ってません。ちょこちょこ書いていこうと思います。
Kindle に転送したい
さて、 Books は macOS 上でライブラリを管理するためのソフトです。もちろん読むこともできるわけですが、 macOS の画面で読むのは雑誌とかを斜め読みする時ぐらいです。長文を読むには Kindle を使っています。目が疲れなくていいですね。私の Kindle には数百冊入っていますし、時間が空いてしまった時などさっと取り出して読めるのはいいです。そういう用途では Kindle が一番だと思います。
ということで、 ePub を Kindle に転送する方法を探してみました。昔は、 mobi というファイルに変換して送っていたのですが、古いフォーマットになってしまったんですね。勉強不足で知りませんでした。そして、もう一つ勉強不足だったのが、 Kindle パーソナル・ドキュメントサービスというヤツ。指定されたメールアドレスにファイルを添付して送付すると、自分の Kindle に変換されて登録されるというものです。この Kindle パーソナル・ドキュメントサービスに ePub が追加されたのです。嬉しい。
うまくいかない
さっそく、 Kindle パーソナル・ドキュメントサービスに Pages で作った ePub を添付して送りました。その結果…


表紙はフロータイプではなく、固定タイプ。縦書きで表紙が作成されています。ところが本文の方を見てみると、横書き? え〜マジですか。 Kindle パーソナル・ドキュメントサービスが縦書きに対応していないのか、 Pages の縦書きの ePub がおかしいのか。ちょっとわからないので、 Windows マシン上で一太郎を起動してみました。
一太郎にも ePub 出力オプションがあります。そこで出力した ePub を Kindle パーソナル・ドキュメントサービスに載せてみました。
やられました。 Pages の ePub( フロータイプ ) がおかしいようです。
Pages の ePub は、 Apple のマーケットで公開することができ、その場合はちゃんと表示されるようです。しかし、 Kindle に転送するとうまく動かない。困った。どうしましょう。
固定タイプで出力すると縦書きになるようなのですが、固定タイプでは文章を見る媒体によって文字数が変わったりするフロータイプのようなことができなくなります。雑誌などはいいのでしょうが、文字中心の文書だと困ることが多いと思います。
さりとて、一太郎で作るかと言われれば、いやですね。テキストファイルで一太郎に渡して、装飾だけ施す? それもイヤだなぁ。慣れた macOS 上で完結させたい。

Pages の ePub に問題があることがわかりましたが、相性の問題かもしれません。なんとか Kindle に転送できないかやってみます。一太郎の操作性がよければ一太郎にテキストを渡す方法もありなんだけど、ダメだからなぁ。
Kindle パーソナル・ドキュメントサービスはいいサービスです。利用は簡単ですからね。
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