NAS 増設計画

現在、 TrueNAS に 2TB のハードディスクを 4 台で RAID5 相当の 6TB NAS として運用しています。 CPU は第 6 世代の Pentium 。十分なパフォーマンスを発揮してくれています。しかし、容量が次第に圧迫されてきているのも事実です。そこで、 NAS の増設計画を考えています。

現在ある 6TB NAS を増設しない理由

TrueNAS という OS は現在ある HDD を入れ替えてやることで、容量を増やすことができます。 2TB のハードディスクを 3TB のハードディスクに順次入れ替えてやると、 3TB × 4 の容量にできます ( パリティの分があるので全体の容量は 9TB) 。最初この方法を考えていました。時間がかかるものの、既存のハードを生かすことができ、使い勝手は変わりません。しかし、抜き取った 2TB × 4 のハードディスクが行き先を失います。 S.M.A.R.T. 的にも寿命が来ているわけではないのでもったいないです。

そして、我が家には無駄にコンピュータがありまして、ケースに入れずに仮置きしてそのまま数年運用している第 6 世代 i3 マシンがあるんです。このマシンは新しい OS の話があると電源を入れてその OS を試してみるというもったいない使い方をしています。 Pentium で十分なパフォーマンスを見せてくれるので、 i3 でも問題はないはずです。

もう 1 台 TrueNAS サーバーを立ててみようと思います

動いている i3 マシンにハードディスクを積んで ( 今はシステム用の SSD のみが接続されています ) 、 TrueNAS サーバーを新たに作る。作るに当たってはハードディスクと PCIe から SATA を引き出す基盤が必要です。 i3 マシンには 4 つの SATA ポートしかなく、 M.2 コネクタもありません。 1 つの SATA ポートはシステム SSD が使っています。 4 台で RAID5 相当を構築したいので、ポートがひとつ不足します。なので PCIe 基盤が必要になるわけです。

そしてハードディスク。今回は価格のこなれた 4TB × 4 で構成しようと思います。後は手持ちのもので代用。ケースに関しては、当面現在のまままな板上で運用します。ケースもそのうち購入しますけどね。パリティの分を引いて、 12TB の容量になります。現在ある 6TB NAS と併用しますので、容量的には問題ないことになります。

6TB NAS には 2.5G イーサーネット基盤を差していたのですが、本体を置いている場所が遠い場所にあり、イーサーネットケーブルを長々と伸ばして接続していました。これをやめます。 6TB NAS は通常の 1GB イーサーネットで運用し、今回増設する 12TB NAS に 2.5G イーサーネット基板を取り付けようと思います。

今週末に購入予定

Amazon のポイントアップ・セールに合わせて週末に購入します。在庫はあるようなので来週の頭には届くでしょう。 i3 マシンに据え付けている電源ユニットは古いものなので、 SATA の電源が 1 つ足りないことも判明。手持ちの分岐コードで 4 つは確保。 PCIe 基板も購入。問題ないと思うんだけどなぁ。組んでみて足りないパーツがあったら、都度都度購入していきますが、頭の中で行っている配線では、ハードディスクその他がむき出しで、見た目が悪いことを除けば問題ありません。

PC ケースは現在物色中。 3.5inch ハードディスクを最低 4 台積めることが大前提ですね。 PC ケースとともに、電源と無停電電源装置も新調しようかと思っています。ただ、予算の関係でこれは来年回し。現状でしばらく運用します。


我が家には 2.5inch ハードディスクもゴロゴロしていまして、 TrueNAS につないで一時的な Pool にしようかなとも思っています。先日救出した nasne のハードディスクもありますからね。

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kaizawa
kaizawaブロガー
新潟県在住。1964年生まれ、東京オリンピックの年ですね。
突然燃え上がったり、鎮火したり興味の波が激しいので注意が必要です。
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