Manjaro もいいディストリビューションだと思うのですが、 Pacman のコマンドを覚えられませんでした。 apt の方がなじみが大きい。なので、 Ubuntu より軽量の Lubuntu へ変更することにしました。が、一筋縄では行きませんでした。
古い PC あるある
で、うまくいきませんでした。最初原因がつかめず右往左往しました。原因は単純でしたが、それをつかむまで大変でした。
まず、どううまくいかなかったのか。実はインストールが途中で止まってしまいます。何度やっても同じでした。古い PC あるあるですが、 Fujitsu のノートにインストールしようとしています。最初に USB メモリで起動させようとしましたが、この PC は USB メモリからの起動には対応していないようで、ダメでした。これはまぁなんとなくわかります。そこで、 DVD に焼いてインストールを試みます。途中まではうまくいくのですが、途中で止まってしまいます。止まる場所が同じならば原因も「そこだ」と分かるのですが、止まる場所はまちまちです。
Safe モードで立ち上げてみると、「 /dev/sr0 が読み取れない」というエラーが発生しています。 sr0 って何だ?と思ったら、
第 1 SCSI CD-ROM は
https://www.debian.org/releases/jessie/mips/apcs04.html.ja/dev/scd0
および/dev/sr0
と名付けられる。
つまり、 Fujitsu のノート PC についている DVD ドライブがエラーを起こしていたんですね。単純なことでした。最初は読み込めるけど、途中でエラーを起こす。一番わかりにくいパターンでした。
外付けの DVD から起動
Lubuntu のインストールディスクを取り出して、手元にあった外付け DVD ドライブを接続。そこから起動します。今度はすんなりインストール完了。 DVD を取り出して再起動。これで Lubuntu へ変更が完了 … しません。インストールは完了したはずなのに、立ち上がらないのです。なぜでしょう。
セルフチェックをかけてみると SSD に異常が生じているとの報告。首をかしげながらも、 Manjaro のバックアップとして使っていた 2.5inchHDD と交換して再度インストール。何回目だったか数えていませんが、とりあえずインストールします。
インストール後起動プロセスが動かない
ダメです。何度やってもインストール後起動プロセスが動きません。 BIOS が起動に使うディスクを選択する画面がでてきます。そしてディスクを選択してやると、 1 度考え込んだ後再びディスク選択画面に。無限ループです。
どうしても起動してくれないので、 Lubuntu は諦めました。諦めたんですが、じゃ、他を当たってみよう。ということで、この富士通 PC で公式にサポートされている Ubuntu サーバーはないのか? ということで、探してみました。「 HardwareSupport – Ubuntu Japanese Wiki 」で CPU を検索。 i5-2520M 二世代目の i5 ですね。富士通ではなかったのですが、パナソニックで同じ i5-2520M を使っているレッツノートが Ubuntu14.04 が公式にサポートされています。方向転換して Ubuntu14.04 をインストールしてみます。
結果からいうとこれが正解だったようです。ちゃんとインストールが終わって、起動させると GRUB が立ち上がってくれます。なぜ、 Lubuntu だとダメだったのか? PC が古すぎるためかもしれません。
目下、 14.04 → 16.04 → 18.04 → 20.04 にすべく、 Update をかけています。 GUI がないのですが、どのみち SSH で使うので問題なしです。第 2 世代の i5 は使い物になるのでしょうか。案外いけそうですよ。
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