Ubuntu Server をインストールする ( 続編 )

昨日も書きましたが、素直に最新バージョンにできないので、 14.04 をインストール。それを 16.04 にアップデート。更にそれを 18.04 にアップデート。そして、 20.04 に Update するという手間のかかる処理が必要になります。

インストールやり直し

ハードディスクにインストールしていました。 SSD にインストールしようとしていたんですが、間違えてハードディスクにインストールしていました。仕方ないので SSD に最初からインストールし直しです。

ubntu-14.04.4-server-amd64+mac.iso このファイルを CD に焼いて使います。

ちゃんと認識してますね。

冒頭にも書いたように時間のかかる Update を数回繰り返す必要があります。適切な iso ファイルを選択してやれば、普通の Mac 同様に C キーを押しながらの CD 起動。 option キーを押しながらの起動メディアを選択しての起動どちらでもいけます。当初、 macOS と Ubuntu のツインブートを考えていたのですが、 Ubuntu インストールの際に誤って macOS がインストールされていたハードディスクを選択してしまったため、 macOS を消してしまいました。仕方ないので、起動に使う GRUB も同じディスクに書き込んで起動させることにしました。

swap の取り扱い

SSD にインストールやり直しをしましたので、 GRUB も SSD にインストール。今朝寝ぼけながら行ったので、ブログ用の写真を撮るのをすっかり忘れていました。変わっていることというと、起動ディスクが SSD であるということと、 RAM が 13GB と Server を運用するには十分な容量があると判断したことで、 swap パーティションを削除することにしました。インストールの時にパーティションを手動で設定することにして swap なしで決定しました。

swap がないことに注目

インストールはほぼ標準通り

swap をなくした以外は特に特別なことはしていません。ほぼ標準通りに進めています。時間こそかかりますが、ちゃんと文面を読んで選択肢を選択していけば迷うとことはありませんでした。

最後に CD が自動的に排出されて ( メッセージが表示されるので CD を抜き取って ) 、再起動かかります。 EFI が 32bit ということできちんと起動してくれるか疑問だったのですが、若干時間こそかかりましたが再起動後も Ubuntu が正常に立ち上がりました。これで Server 化の半分ぐらいは終わりましたね。時間にして 20 分ぐらいかかったでしょうか。

更に Update の連続

Ubuntu Server が立ち上がったら、 Update をかけます。定番の

sudo apt update && sudo apt -y upgrade

で 14.04 をアップデートします。 14.04 の下の数字が変わったはずです。インストールに使ったのが 14.04.4 だったのですが、 14.04.6 になったはずです。さて LTS のバージョンを上げていきます。

sudo apt install update-manager

まずはアップデートをほぼ自動で行ってくれるソフトをインストールします。一応インストールコマンドを上に書きましたが、すでにインストールされている場合もあります。一応現在のバージョンと LTS 選択がされていることを確認します。

lsb_release -d

cat /etc/update-manager/release-upgrades

上の最初のコマンドで Ubuntu の現在のバージョンが表示されます。次のコマンドでは、バージョンアップする対象が LTS なのか、通常バージョンなのかが表示されます。頻繁にバージョンアップする必要がない。というか、安定性重視が必要なサーバーなので長期サポートの LTS を選択しておきます。

sudo do-release-upgrade

このコマンドで LTS バージョンアップを行います。途中応答しなければならない場所が数カ所ありますが、基本ほったらかしで OK です。これを合計 3 回繰り返して、現在の LTS バージョン 20.04.3 にします。後はサーバーとしての各種設定を行います。ご苦労様でした。


時間はかかります LTS バージョンアップ 1 回で 30 分〜 40 分。途中で応答しなければならないのを気づかずに数十分たっていたりしましたが、ほぼ半日がかりでしたね。

投稿者プロフィール

kaizawa
kaizawaブロガー
新潟県在住。1964年生まれ、東京オリンピックの年ですね。
突然燃え上がったり、鎮火したり興味の波が激しいので注意が必要です。

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