昨日のブログ記事では、ブラウザ上でWindows10がうごいているような画像を載せていましたが、当然画像をいじったものでした。今日の画像はParallelsで実際にWindows10が動いています。
Windows10稼働成功
ARM64のWindows10をParallelsで動かすのは実は簡単です。
このリンクからVHDXファイルをダウンロードします。9.7GBぐらいのファイルなので、そこそこ時間がかかるかもしれませんが、ダウンロードしてしまえば後は最新版のParallelsで直接開くことができます。意外にあっさり稼働できたので拍子抜けしたのも事実です。
Windows11もダウンロードしてみた
Windows10を少しいじってみて、アプリなどは全く入れていない段階ではありますが、案外使えるじゃん。と思った私は「Windows11はどうだろう?」と無謀なことを思い浮かべます。
結果から言うと、そもそもダウンロードするのも大変。そして、Parallelsで動かすことはできませんでした。かなり頑張ったんですけどねぇ。

VHDXファイルが用意されていたWindows10と違って、Windows11はダウンロードも大変でした。UUPファイルという形式でダウンロードすることになるのですが、UUP (Unified Update Platform) Generation Project (v2.4.15) [by @rgadguard & whatever127]このリンクでダウンロードスクリプトを生成・ダウンロードします。

向かって左のペインに必要な情報を入れてやると、スクリプトが表示されます。そのスクリプトをダウンロードした実行。やることは難しいわけではありません。ダウンロードしたスクリプトは、Windows10上で実行させるものになっていますので、Parallels上で稼働しているWindows10で実行します。
ErrorとISO作成時間
最初、このスクリプトを実行したときに「このスクリプトはUNCパスはサポートしていません」というエラーメッセージが出て、スクリプトを実行できませんでした。UNCパス? 知りませんでした。
UNC (汎用命名規則) パスはネットワーク リソースへのアクセスに利用され、次の形式になっています。
サーバーまたはホストの名前。先頭に
\\
が付きます。 サーバー名は、NetBIOS マシン名か IP/FQDN アドレス (IPv4 と v6 に対応) にすることができます。共有名。ホスト名とは
\
で区切られます。 サーバーと共有名を合わせてボリュームになります。ディレクトリ名。 ディレクトリ区切り文字によって、入れ子になっているディレクトリ階層内でサブディレクトリが分割されます。
任意のファイル名。 ディレクトリ区切り文字によって、ファイル パスとファイル名が分割されます。
Windows システムのファイル パス形式 | Microsoft Docs
Parallelsの場合、デスクトップがMacと共有になったりしているので、すべてUNCパスになってしまうんですね。最初わからずに苦労しました。Local Disk(Cドライブ)内のフォルダを指定してやればOKでした。
さて、スクリプトはうまく動いてくれたのですが、その実行時間が長い! 私の環境では3時間弱かかりました。もちろん他のこともできるわけですが、待っていると長いです。
スクリプトは必要なファイルをダウンロードして、ISOファイルを作ってくれます。気長に待ちましょう。
Windows11はインストール不可
さて、時間こそかかりますが、ISOファイルができてしまえばコッチのものです。Parallels上で完成したISOファイルをMac環境にコピーします。Parallelsでコピーしたファイルを指定してParallelsでインストールを実行します。しかし、実行不可です。
予想はしていましたが、何で引っかかっているのか調べます。

う〜ん、予想通りというか何というか。やはりTPMで引っかかりますね。DirectXはグラフィックスのことですね。Parallelsの場合、これ変更できないと思うんですよね。
残念ながら、Windows11は実行不可。という結果になりました。これで7/17(土)1日つぶれましたよ。成功している人もネット上にいるようです。もう少しジタバタしてみようと思いますが、まずはここまで。
実行はできませんでしたが、面白かったです。
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