WordPressはどこから来たのか WordPressは何者か WordPressはどこへ行くのか | WordCamp Tokyo 2023

WordPressはどこから来たのか WordPressは何者か WordPressはどこへ行くのか | WordCamp Tokyo 2023 WordCamp Tokyo 2023で行われたセッションです。セッションの中身はこれまでのWordPressの歴史であったりその背景。そしてディスカッションといった流れだったのですが、ちょうど平行して印象に残ったことも起きたので書き込んでみたいと思います。

Facebookでの機能制限

おそらく、AIを使ったシステムで機能を制限されてしまっていたのですね。しかし、問題の投稿というのが、2013年のものなんです。今2023年ですから10年前ですね。10年前の投稿をスキャンして機能制限するっていうのはどういうものでしょう。異議を申し立ててその日のうちに機能制限は解除されましたが、なんか納得いかない気がしました。

異議の申立から数時間で機能制限は解除されました。システムの中身に関しては想像するしかありませんが、異議申し立てされたものは人の手(目)によって審査されているんだと思います。まぁ、システムとしてはわからないではないのですが、機能制限を受けたときから解除までの時間、私は投稿できませんでした。

X(旧Twitter)の様々な施策

X(旧Twitter)が激しく仕様変更しています。実は私X(旧Twitter)のアカウントは削除してしまっているので、部外者としてしか見ていないのですが、オーナーが変わったことでこれまで使えていた機能が使えなくなったり、無料で使えていたことが有料化されたりします。

私企業のサービスなのだから当たり前だという意見もあるかと思いますが、既に公共の社会基盤となっているサービスであっておいそれとは仕様変更してはいけないのではないかとも思うのです。

WordPressは何者か

基本的にWordPressは自由です。自由には制限も伴うのですが、システムに関する制限・バージョンに関する制限などで、記事の内容そのものには制限はありません。社会通念上不適切と思われる内容についても記事を書き、公開することは自由です。

例えば日本の法律に違反するような内容を公開していれば、日本の法律に沿って処罰されると思いますし、個人を誹謗中傷する内容を書けば訴えられ処罰されることもあるかと思います。しかしそれはあくまでも個人の資質の問題であって、WordPressの制限ではありません。先に書いたFacebookの機能制限のようなものが、WordPressに搭載されることは今後おそらくありません。

自由というのは野放図ではありませんが、使う人の発言を制約するものであってはいけないと思います。

WordPressはどこへ行くのか

フリーの公開リソースとして今後も一定のポジションを得ていくのだと思いますし、(特に日本で主流になりつつある)縦型・携帯画面に特化したテーマなどが出てくるのは自明であろうと思います。レスポンシブデザインが今後とも一層重要になってくるんでしょうね。しかし、フリーの公開リソースとしてのWordPressはなくなってはいけない。他者を傷つけたり陥れたりしない限り自由であってほしいし、そのスタンスは維持していってほしい。

他者により検閲されたり、これまでできていたことができなくなるようなことは、なしにしてほしい。これまで通り、Free Publishであってほしい。そこだけは重要だと思っている。

投稿者プロフィール

kaizawa
kaizawaブロガー
新潟県在住。1964年生まれ、東京オリンピックの年ですね。
突然燃え上がったり、鎮火したり興味の波が激しいので注意が必要です。

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