iTunes は私の音楽プレーヤー兼ライブラリアンなんですが、そろそろ flac などの高音質コーデックに対応してほしいところです。
flac フォーマットは iTunes に取り込めないので …
Finder のクイックルックだと flac フォーマットの音楽ファイルも再生できるのに、 iTunes ではダメです。ファイルの容量の問題なのか、 Apple さんは一考にこの問題を解決しようとしていません。多分今後もなんじゃないかと諦めています。そして、 flac フォーマットの音楽ファイルは、配布がはじまっていますよね。私の耳は馬鹿耳なので、 flac の高音質コーデックも mp3 の圧縮音源もあまり大差なく聞こえてしまいます。
とはいうものの flac 高音質コーデックの音楽ファイルをダウンロードして聴いてみようと思ったりして、実際ダウンロードしてみました。 Finder のクイックルックでダイレクトに聴いた後、 ffmpeg で mp3 に変換して聴いてみました。で、ここでチョット問題が出てきました。 mp3 フォーマットに変換したヤツがなんかさすがに薄っぺらく聞こえるのです。私の馬鹿耳でもわかるってのはなんなんだろうと思ったのです。
ffmpeg のデフォルト値
結論から言いますと、 ffmpeg version 6.0 Copyright (c) 2000-2023 the FFmpeg developers built with Apple clang version 14.0.3 (clang-1403.0.22.14.1) を使って、 flac を mp3 に変換するデフォルト値はビットレート 64k です。 mp3 の最大値は 320k で、出回っている mp3 のビットレートも 256k 当たりが中心だと思います。さすがにね、 64k だと薄っぺらく聞こえます。
え〜、ということでビットレートを変更して変換しようということにしました。ググれば簡単に見つかりますね。オプションとして動画のビットレートを変えるなら、 -b:v 、音声フォーマットのビットレートを変える場合は -b:a を使います。例えば sample.flac を sample.mp3 に、ビットレート 320k で変換する場合は、
ffmpeg -i sample.flac -b:a 320k sample.mp3
となります。デフォルト値が低いってのは知りませんでした。ファイルのサイズが小さくてハンドリングはしやすいのですが、 64k ではチョットダメです。
ffmpeg は簡単に変換できるので愛用しています。 ffmpeg をパッキングしたアプリもたくさんありますね。
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