CDを引っ張り出して聞くことは皆無になり、Apple Musicで音楽を聴くことも多くなってきました。ライブラリは貴重です。破損したりしたら大変。ということで、MacPro(2006)を使ってバックアップすることにしました。
極簡単なワンライナー
プログラムなんて呼ぶのは恥ずかしいのですが、こんなワンライナーでバックアップします。
rsync -azv -e 'ssh -i /home/kaizawa/.ssh/id_rsa_3' imac:/<Musicフォルダ> /media/Music
id_rsa_3ってのは公開鍵ですね。MacPro(2006)からiMacにSSHで接続して、rsyncコマンドでコピーします。これをcronに登録して毎日1回バックアップします。ログを/var/log/フォルダに吐かせて、logrotateでログローテーションします。logrotateの設定ファイルは、
/var/log/MusicBackup/MusicBackup.log {
ifempty # ログファイルが空でもローテーションする
nocreate # 新規にログファイルを生成しない
missingok # ログファイルがなくてもエラーを出さない
compress # 圧縮する
daily # 毎日ローテートする
rotate 10 # 10世代分古いログを残す
}
こんな感じにしました。これで10日分のログがたまってそれ以前は自動で削除されます。
logrotateの一回目は空運転?
設定が終わって、logrotateの具合を見たのですが、一日目は全く動作してくれませんでした。アレ? っと思ったのですが、別件で忙しかったのでとりあえずノータッチで様子見。二日目からはちゃんと意図したとおりに動いてくれました。なんで一日目が動かなかったのかわかりませんが、/var/lib/logrotate/statusを見ると、一日目もエラーなく通り過ぎているんですね。何が起きたのかわかりませんが、二日目から正常運転してますので、不問とします。
実は、最初logrotateの存在を知りませんでした。rsyncのログはバックアップしたファイル名が列挙されるので結構な行数になります。テキストファイルなので圧縮すれば小さくなりますから、スクリプト組んでdailyで動かせばいいかなと思っていました。しかし、たまたまlogrotateの存在を知りまして、設定も簡単だったので運用し始めたという次第です。Linuxは奥が深い。ってか、私の知識が足りてない。
必要なフォルダは全く同じにバックアップできます。基本、バックアップサーバーになってもらったMacPro(2006)がiMacに働きかけてバックアップを取るという仕組みなので、iMacは電源が入っていればOK。iMacにいろんなものを突っ込みたくなかったので、よかったです。もともと、画面だけ消して運転してましたからね。
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