fping

サーバーの死活管理に適当なコマンドを探していたのだけど、 fping がよさそう。シンプルだしね。

fping は、 ICMP エコー プローブをネットワーク ホストに送信するプログラムで、 ping に似ていますが、複数のホストに ping を実行する場合のパフォーマンスがはるかに優れています。 fping には非常に長い歴史があります。 Roland Schemers は 1992 年にその最初のバージョンを公開し、それ以来ネットワーク診断と統計の標準ツールとしての地位を確立しました。

fping Homepage

サーバーの死活管理に色んなツールを使ってみたけど、どれも高機能すぎたりイマイチ機能が不足したりで本命が見当たらなかった。いや、どのツールを使っても良いのだけど、要するに生きているかどうかを調べることができればいいわけですよ。 fping の場合、極簡単に言うと ping を送って返答が帰ってきたら生きてると見なす。というツールです。シンプルだけど、理にかなってる。 ping はいくつか返答が帰ってくるのを待ったりするんですが、返答が帰ってくるのを待たずに ( 帰ってきたらそこで OK) 次のリスト ( があれば ) に ping を送る。そういうツールです。

fping -g -r 1 192.168.1.0/24

これで 192.168.1.0 〜 192.168.1.254 まで確認してくれる。オプションについては man 参照してください。死活管理したいサーバーが決まっているのなら、リストを作って

fping --file=addr_list.txt
     もしくは
fping < addr_list.txt

とすればよろしい。返事にタイムスタンプを付与したり、応答があったものだけまたはなかったものだけを標準出力に出してくれるので、それを使えばよろしい。例えば新たにサーバーが死んでるのを感知したらメールで知らせるとかね。 watchdog を設定しておいて一定の間隔で返答が帰ってこなかったらリスタート。としておいての fping のスクリプトを組み合わせれば、問題ないじゃないかな。

どんなスクリプトにするのかはこれから考えるけど、こういうシンプルなヤツはシンプルなスクリプトがよろしいかと。凝ったことしてもバグ潰しだけで時間かかるしね。

投稿者プロフィール

kaizawa
kaizawaブロガー
新潟県在住。1964年生まれ、東京オリンピックの年ですね。
突然燃え上がったり、鎮火したり興味の波が激しいので注意が必要です。

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