Nagios 再設定

以前にサーバーの死活状態を確認すべく、 Nagios というソフトを導入していた。 Web ブラウザで見ることができて便利だったのだけど、色々あって使わなくなっていた。最近になってまた死活状態の確認が必要になってきたので、再設定してみた。

アップデート失敗?

以前インストールしていたのが、 v4.4.6 だったようなのですが最新のバージョンの v4.4.9 をダウンロードしてインストールします。インストールといってもソースからコンパイルするかたちですね。 config → make → make install で行けます。詳しくは「 Installing Nagios on the Raspberry Pi – Pi My Life Up 」を見て頂ければ ( 私はラズベリーパイにインストールしています ) わかると思います。

さて、上書きインストールできるかなと思って v4.4.9 をインストールしたのですが、エラーになります。一応 Web ブラウザで見てみると v4.4.9 になっているので失敗とまでは行かないのだろうと思いますが、インストールでエラーが出たのは間違いありません。どうも怪しいです。一応支障がないのでこのまま使います。

設定は GUI ではなく CUI

このソフトの設定は、 GUI ではなく CUI で行います。

define host {
        use             linux-server
        host_name       Ubuntu5
        alias           ubuntu5
        address         192.168.1.5
}

こんな感じのファイルを作って所定の場所 (/usr/local/nagios/etc/objects/ ●● .cfg) に作成、設定ファイル (/usr/local/nagios/etc/nagios.cfg) に名前を書き込んでやって、 nagios を再起動 (systemctl restart nagios) 。以下同文。とまぁあまり簡単とは言えない方法で設定します。 1 度設定してしまえば、あとは見るだけですから最初の面倒は目をつぶりましょう。

こんな感じで、現在の様子がわかります。実は Nagios は、はるかに高機能でしてメモリや CPU 使用率なんぞも表示するオプションがあるそうです。私の勉強不足でわかりません。

設定が終わったのであとは使うだけ

詳しい情報が知りたいのではなく、死活状態を見たい。というのが今回の趣旨なので、これで OK です。ただ、 Nagios には問題が起きたときにメールを発信してくれる機能があるらしいので、その機能についてはこのあと調べて設定します。メールが送れるようになれば、完璧です。

実を言うと、 Raspberry Pi の 1 台が動作不安定で時々落ちているんですね。それをチェックしたい。今回インストールしたのは、 Raspberry Pi4 なんですが 3 がどうも怪しいです。ずっと安定しているかと思うと、落ちてる。原因を探っているんですが、どうもよく分からない。リスタートさせようにも Raspberry Pi は別部屋にある。落ちたのがはっきりわかれば、とても便利。ということで Nagios のインストールとなったのです。

Web インターフェイスで見ることができるので、 Windows11 に表示させています。 Windows11 のデスクトップの 1 番に入れてあります。 2 番は Torrent 。さて、メール発信機能うまく実装できるでしょうか。

投稿者プロフィール

kaizawa
kaizawaブロガー
新潟県在住。1964年生まれ、東京オリンピックの年ですね。
突然燃え上がったり、鎮火したり興味の波が激しいので注意が必要です。
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