安易にネジを外すことができないようになっている、トルクス ( 中央に突起あり ) ねじを使っているという nasne を分解することできました。それ用のドライバーが手に入れば楽勝でした。
ネジがある面ではなく反対から外す
トルクスネジを外してしまえば楽勝。と書きましたが、嘘です。苦労しました。トルクスネジの反対側を外すというのは他の分解記事を読んで知っていました。で、ネジを外してマイナスドライバーでこじれば簡単に外れるんだろう。と思っていたんですよ。堅かったです。予想以上に。
マイナスドライバーを 2 本使って、あっちコッチをゴリゴリやって最後は力任せにやりました。簡単に外れるような情報があったけどなぁ。内部にあったファンのコネクタを外して、 2 分割に成功。基板を外さないとハードディスクは取り出せない構造になっており、こちらは簡単に取り出し成功。基板の裏側から 4 本のネジを外してハードディスクは取り出しできました。
BROADCOM の裏チップが黒くなってました
BROADCOM(ブロードコム(英語 : Broadcom Inc. )は、無線(ワイヤレス、ブロードバンド)および通信インフラ向けの半導体製品、ソフトウェアなどを製造販売するファブレス企業。 ) の大きいチップがありまして、その裏面にある抵抗だと思われるチップが黒くなっていました。これがおそらく LAN 使用不可の原因だろうと思います。
おそらく雷の影響だと思うのですが、過電流が流れたんでしょうか? 何をどうやってもダメだったので、仕方ありませんね。ハブ側の LANPort のランプが点灯しないので信号のやりとりが全くできていなかったんだろうと推察します。ダメになったのは事実なので、原因を推察しても仕方ありませんね。
分解の目的は、ハードディスクの救出
2.5inch ハードディスクは、 2TB の容量があります。 Amazon で WD 社製の 2TB というと 1 万円弱といったところです。中に録画されているのは、後で見ようと思ったものでちょっと残念な気がしますが、まぁなかったことにします。
さてフォーマットして… と思ったら手持ちの 2.5inch HDD ケースが反応しません。別のハードディスクを入れても反応しないところを見ると、ケース自体がおかしくなっていると思います。新しいモノを購入しました。 2 日後に届きます。 HDD ケースはピンキリなんですが、 1,000 円未満の玄人志向のものを選択しました。さて無事救出できるでしょうか。
録画できる機器はしばらくなし
先の記事でも書きましたが、当面録画機器は購入しません。色々調べているんですが、 macOS で完結させようとすると選択はありません。 Windows マシンも足もとにあるので、こいつにつなげてやれば、なんとでもなります。そういう用途には Windows マシン強いです。
この救出したハードディスクも録画機器用にしようと思っています。もともとそういう使い方をしていたわけですからね。ただ方法はまだ考えていません。 Windows マシンをいじって TS 抜きマシンにするのも面白そうですが、普段マウスしかつないでいないので、ちょっと面倒だったりします。 macOS で作業できるとなると nasne の再購入がもっとも可能性高いですね。 nasne は Web インターフェースですので、 macOS で OK ですもんね。どうしましょうかねぇ。
分解した nasne は、プラスチック部分はゴミとして廃棄。基板は分解してくれる業者を知っていますので、そちらに渡します。 3 万円弱で購入して、 1 万円弱のハードディスクを救出。 2021 年 4 月から使っていましたので、約 1 年半。元は取れてないなぁ。もう少し長く使っていられたらよかったのにね。
明日・明後日あたりから気温が下がってくるそうです。暑がりなので、まだ半袖しか用意していませんが、長袖もそろそろ用意しなくちゃですね。
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