この話の続きです。 6 月に書いたものだったのですが、その後足もとに転がったままになっていました。 Lubuntu はいいディストリビューションだと思いますが思うようにいかない部分があって放置していました。
Lubuntu の気に入らなかった点
些細なことだったのですが、重要なことでした。それはトラックパッドのスクロール方向です。何と言えば良いんでしょうね。順スクロールと逆スクロールというんでしょうか。要するに macOS とスクロール方向が逆なんです。きっとどこか設定をいじればいいのだと思うのですが、分かりませんでした。
それ以外はホント動作もキビキビしているし、問題はありませんでした。 MacBook Air(2010) は 2GB しかメモリを積んでいないモデルです。 2GB では最近の GUI モデルでは厳しいものが多いです。 Ubuntu も最低 4GB 必要ですね。ザックリ探した結果、 Lubuntu ぐらいだったんです。そして、機能的には問題ないなぁ。と思ったのですが、スクロール方向がどうしても気に入らなかった。マウスをつなげてみたりしたのですが、せっかくの省スペースマシンが、マウス付きになるとこれも面白くないわけですよ。
Linux Mint を試してみた
で、いつもお世話になっている PC-Freedom さんの「 LMDE って何?」という動画を見たのです。
LMDE というのは、 Linux Mint Debian Edition の事で、それ自体は今回の決断には関係ありません。
Linux Mint の動作環境が後半の方で述べられているのですが、「メモリ 2GB( 快適な使用のために 4GB を推奨 ) 」となっているのですね。 2GB でも動くんですね。
そこで、 Linux Mint の最新版をダウンロードして使ってみることにしました。 Cinnamon, MATE or Xfce と 3 つのエディションが用意されています。本来であれば、少ないメモリのマシンにインストールするので、 Xfce あたりの軽いエディションをダウンロードするべきだったのでしょうけど、 Cinnamon エディションをダウンロードしました。 Xfce あんまり好きじゃないですよ。
試した結果
まず、 Lubuntu では macOS の標準からすると逆だったスクロールの向きが、 macOS と同じ向きになってました。設定はいじってません。メモリに関してはやはり 2GB ではスワップを頻繁に使っているようですが、外出時に大きい ( といっても 11inch) 画面でブラウズするためという目的には何とかなりそうです。まぁ、 Firefox 立ち上げると、メモリと CPU パワーが MAX 近くまでいくのはご愛敬ですかね。
マシンスペックがスペックですので、多くは望みません。 Chromium の方がメモリとかの使用量少ないのかな。まだ、その辺調べていませんが、ちょっとさわった感じは大変よろしい。サクサク動きますし、ストレスも感じない。ちょっとした調べ物なら OK でしょう。小さくて出かけるときに邪魔にならないのもいい。 11inch は携帯するにはジャストサイズです。
これから、必要ないアプリ (LibreOffice とかこのマシンでは使わない ) の削除や、ブラウザの選定など最適化には時間がかかりそうですが、操作ストレスがないので満足してます。
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