サイドメニューの一番上に「形態素解析 検索」を置いています。まぁ、使い方は通常の検索と同じですね。キーワードを入れて検索ボタンを押す。しかし、精度が高い検索結果が出てくるはずです。 FUTURA というサービスを利用している為です
形態素解析って何?
形態素解析とは、自然言語で書かれた文を言語上の最小単位である形態素に分割し、それぞれの品詞や変化などを割り出すこと。 IT の分野ではコンピュータによる自然言語処理の一つとして、かな漢字変換や全文検索、機械翻訳などで用いられる。
形態素解析( morphological analysis )とは - IT 用語辞典 e-Words
英語などアルファベット圏の言葉は、単語ごとにスペースで別れます。単語と単語の間のスペースは省略されることはなく、単語が形態素になります ( 一部例外があるみたいですけど ) 。ところが日本語などは、単語ごとに分かれて書かれることはないと言ってもいいと思います。例えば「お待ちしております」という分を形態素に分けてみると次のようになります。
- お待ち 名詞 - サ変接続
- し 動詞 - 自立
- て 助詞 - 接続助詞
- おり 動詞 - 非自立
- ます 助動詞
「待つ」というキーワードがあった時、最初の「お待ち」はサ変接続の名刺だとわかっていますから、「待つ」と結びつけることは容易です。ところが、これを形態素解析しないで「お待ちしております」というフレーズで検索に供した時、「待つ」というキーワードとこのフレーズを結びつけることは困難だというのは容易に想像できるとおもいます。
コンピュータにおいては、こういう処理をしないと、簡単には意味を取ってくれないのです。コンピュータは頭が固いので、言われたとおりにしか動きません。人間のように相手の気持ちをおもんばかったりしないんですね。プログラムどおりに動きます。
それでも、最近まるで人間のように「気を利かせる」ことができるコンピュータが出てきました。 AI と呼ばれるものですね。 AI も結局はコンピュータであり、プログラムです。人間の思考パターンを学習して最も適切と思われる解を導き出しているわけです。
文章の解析をするときに、冒頭で述べた形態素解析が行われます。
FUTURA ではこの形態素解析を行っています
別に FUTURA さんからの回し者ではないのですけど、検索結果には満足しています。キーワードを入れると適切な記事をピックアップしてくれます。これまでの検索では、キーワードを単語として入力する方法が一般的だったと思います。
「マックに関すること」というのを検索窓に入れて検索します。 WordPress 純正の検索では、私のブログに一致する検索結果はないと出ます。いやぁ、マックに関することたくさん書いているんですけどね。わざと「 mac 」を「マック」とカタカナにしました。
じゃ、 FUTURA 検索ではどうかというと、写真のようにちゃんとたくさん検索結果に出てくれます。さすがですね。マックと Mac が同一と見なされてるんですね。
ちょっとこれは意地悪な方法でしたが、通常の日本語で検索するコトができるというのもスゴいですね。「 mac に関すること」と入力してみると純正ではこんな感じになりました。
ダメでした。
ありそうでなかったんです
こういう機能ありそうでなかったんです。 Google 検索を使うと同じようなことができますよね。あれを WordPress 内で行うという形です。私は検索結果の CSS をいじっていませんが、いじれば自分のところなりの検索結果が出てくると思います。
システムとしては、外部のサーバーにアクセスする形だと思うのですが ( ソースを読んでないので推測です ) 、結果が秀逸なのでよしとします。
FUTURA さんに関しては以前にもネタにしましたが、有料サービスではあるんですが素晴らしいです。私は課金するつもりです。
FUTURA (フーツラ)は記事全体を機械学習や文脈・意味解析、画像解析という手法を使い実際に記事間に相関関係があるのかをレイティングすることで、閲覧者に対して正しいご提案をします。
文脈解析で関連記事をマッチング。回遊率を上げて PV を大幅に向上する FUTURA (フーツラ)
皆さんも検討してみてはいかがでしょうか。 FUTURA さんの回し者ではありませんよw
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