さらば Evernote 、よろしく UpNote

長年使ってきた Evernote が年間 1 万円弱のお布施を要求してきたので、乗り換えることにした。乗り換え先は UpNote 。すでに 4,500 円のライフタイムライセンスは購入済みで、 Evernote からデータを移行する段階を踏んでいる。

Evernote のライセンス

これまで、 Evernote のライセンスとしては特殊な Plus プランというのを使ってきた。それが年々金額が上がり、今回は Plus プランが消滅して Personal プランなるものに吸収されることになった。昨年は 4,000 円強だったはずなのに、今年は 1 万円弱のお布施が必要になる。倍はないでしょう。公式に Plus プランが消えたときに Evernote にメールを出していまして「 Plus プランは今後どうなるのか?」を聴いたのです。その時の回答は「 Plus プランを契約している人は今後もずっと Plus プランで行けますよ」というものだった。

にもかかわらず、今回 Personal プランへの強制移行がアナウンスされ、大げさに言えば裏切られた感じですね。これは移行先を探せということだな。と判断し、 Evernote から撤退することにしたわけです。

UpNote という選択肢

Evernote からの移行と言うことを考えたときに、評判の良かった UpNote を選択したのは間違いではなかったと思っています。唯一問題なのは、メール転送によるノート作成です。これがなくなったのは痛い。結構頻繁に使っていた機能だったので、アプリ選択の段階でも迷ったところでした。最終的には、できないものはできない。と諦めて、コピペで手間をかけることにしました。

UpNote にも無料で使えるライセンスはあるのだが、いかんせん制限が多くて使いにくい。そこで「エイヤッ」とライフタイムライセンスを購入することにした。これで Evernote からの移行を行える。

手間がかかる移行手続き

思っていた以上に、移行は面倒くさかった。手順は単純なのだが、 Evernote のエクスポートが 100 件までという制限がかかっていて、 3,800 件のノートを書き出すのに 38 回エクスポートする必要があった。まぁ、 3,800 件というのは多分少ないと思うので、多い人は気が狂いそうになるのは必死ですね。

UpNote へのインポートは、メニューからエクスポートしたデータを選んでクリックするだけなのだが、ファイル数がそこそこあったのでこれまた面倒。私は取捨選択を行わずに全データを移行させたが、取捨選択すればよりよい環境が作れるのかもしれない。 Evernote に登録したデータは、無料ライセンスになっても参照はできるので、取捨選択するのをオススメしたい。私は、 Evernote アプリそのものを削除してしまったので、参照する気は全くない。移行手続きで原因がはっきりわからないが、移行できなかったデータが 3 件あった。それと画像が大きすぎると叱られたのが 1 件。大したデータではなかったので、それは無視することにしました。

使い心地について

UpNote は、ひとつひとつのノートをノートブックというかたちでまとめて整理するのが使い方のようだ。私はこれまでノートをまとめずに検索で選択してきたけど、多少整理した方がいいのかな。という感じ。検索に関しては問題ないし、使い勝手はよろしい。メール転送の件だけが残念なところ。

Evernote アプリは削除した。 UpNote アプリは今のところ iMac と iPhone に入れている。 Windows に入れるかどうかは微妙。あっ、 iPad mini にも入れましたね。連携は取れるようになったので、これからは UpNote さんとよろしくやっていこうと思う。

投稿者プロフィール

kaizawa
kaizawaブロガー
新潟県在住。1964年生まれ、東京オリンピックの年ですね。
突然燃え上がったり、鎮火したり興味の波が激しいので注意が必要です。

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