WWDC2020 で発表されたのは、 ARM と言われる自社チップに移行すると言うことでした。個人的には、その他の発表を忘れてしまうほどインパクトを受けました。
時間がたって、興奮も冷めてきたところでその意味を考えてみようと思います。 Apple のエンジニアが、 Intel の CPU が持っていたバグなど、品質の問題があったのだ。と言う話が出ていました。 (元 Intel 技師「 Apple が切り替えたのは Skylake が最悪だったから」 - iPhone Mania)
まぁ、切り替えた理由なんてあんまり関係なくて、 iPhone や iPad などをドライブしているのと同じチップ上で macOS が動くという事実の方が大きいですね。ソフトウエアの切替には 2 年程度を見込んでいるようですね。 Apple としては、 680xx から PowerPC への切替。 PowerPC から Intel チップへの切替という 2 回のメインチップの切替経験があります。今回も仕組みは前回の Intel チップへの切替時とは少し違うようですが、 Rosetta2 という名称のシミュレーション ( むしろ、リコンパイル? ) システムを用意しています。過去の経験が生きていると言うことですね。
macOS のバージョンも、今回 v10 から v11 に上がりました。今後、 Apple Silicon を使った市販マシンが登場してくると思います。 2 年後、完全に Apple Silicon に切り替わったときに、どのようなパフォーマンスになるのか注目ですね。
今後、しばらくこの話題を追いかけてみたいと思っています。
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